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若松のガイガーカウンターキットMark2 Mobile版が完成 [電子工作一般]

若松のガイガーカウンターキット「Mark2」に、GPS(GT-723F)、バックアップ電池(CR2032)、MicroSDスロットを追加し、Firmwareは「wakwakこばさん」のを導入しました。

この仕様にて、GPSによる正確な時刻と位置と共に、線量情報をMicroSDに記録できます。
つまり、持ち歩くだけでホットスポットの探索が可能。

Mark2_mobile-1.jpg
電源は外付けの5Vなので、USB出力のあるポータブルバッテリー(リチウムイオン)を使います。
このサイズで6.8Whあるので、5時間くらいは連続稼働します。

Mark2_mobile-2.jpg
電源端子はEIAJ#2ですので、一般的な極性統一型の5Vタイプが使えます。HUBに付属の物とか、結構あります。このUSB-EIAJ#2ケーブルはジャンクを使って自作しましたが、手軽には100均とかでも買える「PSP用」が適合します。
Mark2にはLAN端子もあります。これを使って、NTPによる時刻同期、Twitter・Patchube・WebPostへのデータ送信ができます。

Mark2_mobile-3.jpg
MicroSDはケースに穴を追加しましたが、スロットが結構引っ込んでいます。
これはMicroSDを押し込む前の引っかかった場所での写真。

Mark2_mobile-4.jpg
ロックするまで押し込むとケースの厚みよりも中に入ります。
爪が少し伸びていれば押すことができ、ケースよりもそとまで飛び出すので取り出し可能です。
合わせ面でカットしたので上方向の隙間があります。カードを入れるときは注意しないと中に落としてしまいます。


さて、線量値表示の較正(調整を伴うので較正)ですが、やはりそれなりに較正されたリファレンス機が欲しくなります。
私自身がレンタルして使ってみた感触、国民生活センターが評価した結果から、比較的安価で信頼性が高そうな、米国RAE社のDoseRAE2が良さそうです。あまりに小さく薄いのですが、良さそうな1品です。

DoseRAE2-010.jpg
Yahooオークションでは最安値32,000円で、楽天では32,800円で手に入ります。Amazonは取引手数料の関係か、全体的に高いです。


さて、完全自作の線量計もあります。これは大きなGM管を使ったので感度がとても高いです。詳細なスポット探索にはこれが一番です。感度が高いと言うことは計測時間が短くて済むと言うことなので。

DSC00187.jpg
自作ガイガーカウンター(GM管はJ408γ)を、レンタルしたDoseRAE2をリファレンスに較正しているところです。
定期較正するには、素性のわかっている線量計が手元に1台欲しいですね。

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Mark2で町田~藤沢の線量マップを作ってみた [電子工作一般]

【注意】 このデータはあくまでも参考です。 通常は1カ所で長時間掛けてデータを取らなくてはいけないものを、1分間の移動平均データを使い、しかも電車で移動しながら測定したものです。こんなデータを個人でもつくれますよという紹介になります。

線量マップ(町田~藤沢).jpg

自宅から藤沢まで、徒歩、電車、バスで移動しました。
ほぼ全ルートでデータが取れたので、それをカシミール3Dに貼り付けました。

色は次の通り。

色の凡例.jpg

ここでは、左の青が0.020uSv/h、右の赤が0.100uSv/hです。
ノイズで数値が飛んでいる部分は考慮していませんので、赤だからといってホットスポットではありません。
本来は走りながらではなく立ち止まって10分程度(できれば1時間)は観測して平均化すべきです。

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若松のガイガーカウンターMark2にGPSを付けたが、ノイズに苦しむ [電子工作一般]

若松通商で売っているガイガーーカウンターMark2(JF7ELG 木幡さん設計)にGPSを付けてみました。
Firmwareはwakwakこばさんのものです。 http://h.wakwak-koba.jp/

GPSは秋月で売っているGT-723Fという超小型のものです。
これをLANコネクタの上に貼り付けました。スペース的に真っ先に目が行くところ。

DSC01285.JPG
LCDの真横なので、LCDが発するノイズでまったく受信できません。(室内)

LAN上.jpg
GPS Viewerで確認すると、このときの受信状態はこんな感じでした。

DSC01282.JPG
LCDの裏にあるLSI部分にノイズ吸収シートを貼りました。非常に高価な材料です。

DSC01283.JPG
同様に、GPSと密着状態のコネクタ部分にも。

これでもだめ。
室内では受信できません。

内部でGPSを置ける場所は限られています。
GM管の高圧電源ノイズがモロにかぶりますが、側面に置いてみました。

DSC01288.JPG
GPSの背面に電波吸収シートを大きめに貼ります。
GPSは厚手の両面テープ(ゴム系)で貼り付けていますが、パッチアンテナ面には何も貼りたくないのが本音。これも受信感度の低下を招いています。でも、この大きさの穴を開けるのは難しいので妥協した。

LAN横.jpg
これでかなり良くなりました。

LAN横でP-OFF.jpg
しかし、ガイガーカウンター本体をOFFにするとこんな感じ。まだまだ厳しいようです。
ノイズ源としては、LCDモジュール(LSIとLCD面)、高圧電源(パルス駆動しているため)、mbedモジュールになります。きれいにシールドできれば良いのですが、ケースが狭いのと高圧を扱っている関係で結構厳しいのです。

やはり、もっと離さないと厳しいようですが、室内でも測位できたので、感度を上げるためにケースの外に出すとかっこ悪いのでヨシとしました。

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ただいま較正中 [電子工作一般]

DSC00187.jpg

米RAE SystemsのDoseRAE2をお借りすることができたので、自作ガイガーカウンターを較正してみています。
ここらへんも線量高いですね。町田界隈は関東の中でも特に低いという話を聞いていますので。
実測すると0.09μSv/hありました。

自然放射線量は、KEKの資料によると、世界平均は2.4mSv/y(0.27μSv/h)、日本平均は1.4mSv/y(0.16μSv/h)、東京では0.06~0.08μSv/hだそうです。地域性があるので、地質的に花崗岩が多い関西の方が関東よりも線量は高いそうです。
※γ線と宇宙放射線の総和

DoseRAE2はクレジットカードサイズの線量計。厚さも数mmしかありません。
電池交換はできず、付属のクレードルを使って充電します。充電はUSBポートで100mA。
PCに接続して各種設定やLogを取ることができるようですが、PC接続関係は試してみていません。
リアルタイム線量の他に積算量、アラーム(リアルタイム値や積算値が設定値に達すると音・光・振動で警告)機能を有していました。連続作業時間のカウントダウンタイマーもあり、放射線管理区域で従事する人の為のツールのようです。
連続動作時間は200時間と書いてありました。シンチレーター式なので、とても低消費です。

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アナログテレビジョン放送 停波の瞬間 [電子工作一般]

ビデオ録画もしましたが、スペアナ(GigaSt5)での信号消滅も記録しました。
TVモニターで受信しているのはNHK-Gです。
音声はLINE接続。



スペアナはアンテナ直結です。
モニターはレコーダー(CoCoon)の出力なので、デジタル処理の遅延があります。
スペアナの波形が消滅して2秒くらいすると、モニターが砂の嵐になります。

JOAK.jpg
JOAK(NHK-G)の免許情報 次回更新で削除されると思います。(有効期限に注目)
デジタルのコールサインはJOAK-DTVなんですね。


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最後の晩餐 [電子工作一般]

7/23 今日はアナログTV放送最後の日。
我が家は地デジ対応を完了しているので、アナログ放送受信用にアンテナを仮設しました。

アンテナはLS20TMHなので、関東の地デジ専用。
アナログ放送はハイチャンネルなので感度が落ちています。
ブースターを付けてやっと。それでもノイズが乗りますが仕方ないです。

DSC00005.jpg
アマチュア無線用の仮設ポールを使って、20エレを多摩中継局に向けました。

DSC00008.jpg
アナログTVは無いので、CoCoon CSV-EX9とVHSデッキで3ch受信体制。VHSテープを探さないと。
モニターはワンセグ搭載ポータブルDVDの外部入力で。

DSC00013.jpg
NHKでは、左下に「明日正午 アナログ放送の番組は 終了します」と出ています。
この表示は7/1から出ているそうです。クレームが沢山来たとか。

明日は早めに起きてアンテナの微調整。
CoCoonではNHK-GとTBSを9時から15時まで録画する予定です。12時でブチッと切れるはず。
VHSはMX-TVを10:30から12:30までを録画。
BD/HDDレコーダーでは地デジのNHK-Gを録画します。

他のチャンネルは、3chと8chを知人にお願いしました。(11:30~12:30の1時間)
4/10/12の記録ができませんが、あと3chの電波受信(CATVはNG)は依頼できませんでした。
これを見た方で、録画できる人が居たらお願いします。DVDで受け取れると嬉しいです。

GigaSt5でTVの放送電波も見るつもりで居るのですが、電波が弱くて綺麗な山は見えませんでした。


1950年 NHK技術研究所が試験放送を開始
1953年 NHKが本放送を開始
1960年 カラー放送(NTSC方式)開始
1964年 東京オリンピックをきっかけに、一気に普及
2003年 地上デジタル放送開始
2006年 全県庁所在地にて地上デジタル放送開始
2011年 アナログ放送終了

カラー放送が始まったのが1960年。それから51年の明日、7/24正午にアナログテレビジョン放送は幕を閉じます。
私が本格的にテレビ関係の仕事をしていたのはアナログの標準画質でした。当時は、VHSビデオデッキを皮切りに、業務用ビデオレコーダー、MPEGエンコーダーの設計に携わりました。ハイビジョンはありましたが、アナログのハイビジョン。その部署から移動する少し前に、BSデジタルハイビジョンの本放送開始がありました。会議室に集まって、その瞬間を見ていた記憶があります。

私にとって、テレビジョン放送はとても深い思い出があるのです。

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ファンを大人買い [電子工作一般]

IMG_0801.jpg
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-02968/

秋月で80mmファンを10個ほど購入。
200円×10個=2000円ですが、そのうち8個を使います。

IMG_0803.jpg
こんな感じに。ホコリがたまってるねぇ・・・
それと、まだ仮設状態の写真なので、スライド窓が外側にオーバーラップしています。ここはきれいに処理します。

2Fのシャックが恐ろしく暑いので、昼間に太陽発電でベントしようという作戦。
ファンは20V定格ですが12Vで元気に回ります。

太陽電池出力に直接繋ごうと思ったのですが、すごい威力なので電圧を落として12V、すなわちMPPTの後に繋ぐことにしました。

全部まわさず1~2個止めると、止めているファンから外気が吹きこんできます。部屋の密閉度もかなり良いようで、効果的なエアフローが期待できます。

太陽電池からの電力のみで回すので、夕方にはファンは自動停止します。
太陽電池は40Wありますが、使っているのはI-GATA&WXのハンディ1個のみなので、電力が余っています。この余剰電力をうまく使ってやるというわけ。

さて、明日起きたら元気に回っているかな?

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このNiMH電池、結構良いよ(Recyko+) [電子工作一般]

Recyko.jpg

秋月で扱っているGP社のRecyko+っていうNiMH電池。
SANYOのエネループ対抗の製品です。

Webで調べるとエネループには及ばずも結構よい性能みたいですので買ってみました。
長期保存特性に優れているとここと。

まだ使い始めですが、いい感じです。
長期保存特性はまだわかりませんが、エネループまではという用途には安くて良いのでは。

エネループは単3型が4本で1216円(アマゾン)


秋月のRecyko+は790円です。
B-02464.jpg
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gB-02464/

あとはサイクル特性がどれくらい伸びるかですね。

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RAYTHEON CK1026 ガイガーミラーチューブ [電子工作一般]

IMG_0708.jpg

やっとのことで、米国レイセオンのCK1026を入手しました。
このチューブは小型ですが、CI-3BGの様に超低感度ということもなく、手ごろなサイズだと思います。

感度データはありませんが、アノード電圧は900V、アノード抵抗は1Mが推奨されています。
J408γらと同じくアノード抵抗10Mのままと比べてみましたが大差ありませんでした。
切り替えが面倒なので、アノード抵抗はこのまま10Mでいっちゃいます。

感度のデータを探してみると、1uSv/hで310CPMとのこと。(相対値からの推測係数)
nSv/h=CPM×3.23になります。

そうすると、J408γ(1.58倍)比で、簡易的には読みを約2倍してやればよい感じです。
今のところソフトに換算データの切り替えが無いので、とりあえず手計算で過ごしましょう。
そのうち強力な助っ人が何かやってくれると期待して・・・

IMG_0705.jpg

内蔵チューブをCI-3BGと交換しました。
ケースの厚さぎりぎりですが、なんとか入りました。
※数値が高いのは、蛍光灯スタンドの影響を受けているからみたいです。CK1026は遮光が必要とのこと。


nSv/hへの換算係数 ※保証なしですよ

 CI-3BG CPM×700 (1μSv/hで1.43CPM) *
 LND712 CPM×9.26 (1μSv/で108CPM)
 SBM-20 CPM×6.64 (1μSv/hで151CPM)
 CK1026 CPM×3.23 (1μSv/hで310CPM) *
 J408γ CPM×1.58  (1μSv/hで633CPM) *
 J106γ CPM×0.28 (1μSv/hで3571CPM) *

*自身で評価したGMT

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マルチチャンネルロガー [電子工作一般]

IMG_0699.jpg
秋月で5500円で売っている、8CH 10bitの電圧ロガーです。
昔はキットもあったようですが、今は完成品のみです。
複数ポイントの電圧変化を長時間記録したかったので入手しました。

付属のボリューム付きはテスト用ですが、改造することでそのまま入力フィクスチャに転用できます。
使い勝手の関係から、CH-1に付いていた温度センサーをCH-8に移しました。
また、各VRの入力が5Vにつながっているのですが、これをカットして外部入力とし、ターミナルをつけました。
さらに、1~4CHは高電圧入力対応のため裏に150Kの抵抗をかまして、測定範囲を直読で0.0~102.3Vとしました。
5~7はそのままですが、VRを調整して直読で0.00~10.23Vを入れられるようにしました。
このロガーはLCDが付いているのですが、その表示は10bitで読み取った値そのものを10進で表示しているだけです。換算してやればレンジを細かくできるのですが、換算せずに読めたほうが便利なのでこのレンジにしました。

電源は9VのACアダプタ。
いちおう、乾電池でも使えるように単3×6の電池ホルダも用意してあります。

RTCを内蔵しているので、正確なタイムスタンプを記録できます。これが欲しかったのです。
また、データは1Mbit×2のEPROMに記録するので、PCレスでデータをログできます。

難点が1点。
A/D入力の前にOP-AMPのバッファがあるのですが、そのオフセットが出ています。0にはならず1~2を示し、最大値も1023にならず1021~1022でした。負電源もありませんし、OP-AMPの限界でしょう。

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