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デジタル簡易無線(登録局)の個別登録と包括登録 [デジ簡・特小]

デジタル簡易無線が流行っています。
特小では届かなかった距離が余裕でカバーでき、手続きも簡単なので仕事にレジャーに人気です。

この無線は資格免許は不要ですが登録が必要です。
また、免許局と登録局がありますが、一般的には登録局の方を使います。
免許局は会社等の大きな団体でやるほうほうです。

登録局の手続きには2種類あります。
個別登録と包括登録。

生涯1台しか使わないのであれば、個別登録をします。
将来を含めて2台以上になる可能性があるときは包括登録が便利です。最初は1台でも包括登録できます。

・個別登録
1台に付き1つ登録が必要です。
登録申請をして免許状(登録証)が届いたら使用できます。
待ち期間はだいたい2週間です。
もう1台欲しくなったら、それも個別登録になるので、2台目の使用開始までも同じく2週間待たされます。
申請には毎回2300円かかります。
個別登録は無線機の貸し借りはできません。

・包括登録
免許状(登録証)は1枚で、複数の無線機を包括します。
まずは無線機1台以上で包括登録申請をします。手数料は2900円と、個別より少し高いです。
こちらも2週間程度で登録状が届きます。
そして、使用開始から2週間以内に無線機の運用開始届(開設届)を出します。「事後」です。
2台目の無線機を使いたくなったら、買ってきてすぐ使えます。同時に2台目の開設届を出します。
包括登録は無線機の貸し借りができます。ただし、貸し出しをしたときは、その旨を届け出る必要があります。

包括登録は2台目以降の扱いがとても楽です。しかも、貸し借りもできます。
よって、最初は1台でも将来2台以上に増やしたい気があるなら、最初から包括登録にすべきでしょう。
※将来ですから、ずっと増設する気持ちで1台のままでも全く問題ありません。

なお、電波利用料(毎年)は無線機1台毎にかかります。
個別登録は500円/年
包括登録は450円/年

こちらも包括登録の方がお得です。
電波利用料は4/1付けで発生するので、年度の途中から使い始めた場合は3/31までの分が月割りになります。

最後に注意事項。
・必ず登録申請をしてから使いましょう。電波は常に監視されています。
・15chは呼び出しチャンネルです。15chを長時間使い続けることはやめましょう。15chは待ち合わせ場所です。
・アンテナはある程度自由ですが、認定品しか使えません。本体との組み合わせを必ず確認しましょう。
・レジャーや無線遊び(アマチュア無線のような使い方)で使用する場合は、仕事で使っている人の邪魔にならないように配慮しましょう。

私も何台か持っています。VXD-10(5W出力)とIC-DPR3(1W出力)です。
最近は軽さでもっぱらIC-DPR3ばかり持ち出しています。
確かに5Wの方が飛びますが、5Wを必要とするシチュエーションは滅多に無いです。
軽くて電池が持つ方が良い感じです。

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特定小電力無線 オープンレピーターの紹介 [デジ簡・特小]

特定小電力無線のレピーターを設置しています。
このレピーターは町田市立三輪小学校周辺で使用できます。

チャンネルは「27」
グループ番号は「09」
※47ch機での表示(例:MOTROLA MS80)

その他の機種では、「ビジネス中継7」、「中継18」、「中継b18」あたりが相当します。
アクセスに成功すると、PTTを離した後にも数秒間電波を確認できます。
また、40分おきにアナウンスを出しています。

このレピーターは太陽光発電とバッテリーで動いています。
災害時に停電になっても1週間くらいは連日雨でも稼働し続けます。

miwa-rep.jpg

実際に確認したサービスエリアマップ
青が通信可能、赤が不可能です。

南は三輪センターの駐車場付近、北は幹線道路付近まで通じます。

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VXD-10は音が悪い(特に受信) [デジ簡・特小]

IC-DPR3を手に入れたので、従来から使用しているVXD-10と比較しています。

送信側の話す音量が大きい(口がマイクに近すぎるとき)と、受信側では音が割れて聞こえるのですが、これがIC-DPR3だとマイルドに聞こえる(割れない)ので聞き取りしやすいのが解りました。VXD-10では音がバリバリ割れてしまって聞き取りにくいのです。同じ通信を聞いていても顕著ですので。

これは受信側の性能(またはデジタル処理)の差だと思います。
全体的にIC-DPR3の方が音が良く、しかも使いやすいです。
VXD-10は初号機というのもあり、比べてしまうと作り込みがマダマダという印象を強く感じます。

VXD-10は廃止して売却しようかな。
やはり、デジタルはアイコムかな・・・
ケンウッドも興味あります。

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IC-DPR3のSP/MICジャックは仕様も特殊 [デジ簡・特小]

IC-DPR3とID-31(ID-51も)のマイクジャックはスリムタイプになって引っ込んでいます。
ここに従来のマイクを繋ぐには変換アダプター(OPC-2144)を使います。

イヤホンだけを繋ごうと思って、プラグのボディが細いモノを見つけて挿してみました。
しかし、IC-DPR3はイヤホンからは音が出ず、本体から音が出ています。

変換コードを繋ぐと、その先に何も繋がなくても本体のSPからは音が出ないようになります。
なにかやってますね。

というわけで、竹串を持ってきました。
竹串の直径は2.5mm。

マイク側の2.5Φジャックに竹串を挿入すると、本体SPからの音が出なくなりました。
よって、このスリムジャックを仕様した機種は、SPとイヤホンの切り替えをマイクジャックでやっていることが判明。どうりでイヤホン側だけ挿してもだめなわけです。

従来の機種ではよくやっていた、マイクはハンドマイクから、音は本体からという事ができません。小型のスピーカーマイクは、スピーカーの音量が小さいので、音は本体からという使い方を良くやっていました。2ピンプラグでも、90度ずらして挿せば片方だけ挿せる機種が多かったのもあります。
これが、マイクジャックにプラグを差すと本体側のSPがOFFになっちゃうからできまません。

取説を読むと、イヤホンを繋ぐときもL型変換OPC-2144を使うように書いてあります。
これだと本体PTTとマイクを使い、音だけイヤホンからという状態になるようです。
※実際には未確認

ちょっと嫌な仕様ですね。
どうしてこういう仕様にしたのかが理解できません。

<追記 2013/4/29>

アマチュアのID-31とデジタル簡易無線のIC-DPR3を使って、さらに検証をしました。

IC-DPR3 デジタル簡易無線

 2.5ΦMICプラグだけ挿す
  本体SPが切れる
  外部マイクとPTTが有効

 3.5ΦPHONEプラグだけ挿す
  本体SP切れない
  イヤホンから音が聞こえない


ID-31 アマチュア機

 2.5ΦMICプラグだけ挿す
  本体SPが切れない(通常動作)
  外部マイクとPTTが有効

 3.5ΦPHONEプラグだけ挿す
  本体SP切れる(通常動作)
  イヤホンから音が聞こえる(通常動作)


共通

 OPC-2144(スリム~ノーマル変換)を使ってイヤホンだけ接続
  音はイヤホンから聞こえる
  本体PTTが有効
  MICは本体内蔵MICが有効


まとめ

 本体内蔵のマイクを使用しイヤホンだけ使いたいときは、OPC-2144を使うか、
 ID-31に限りジャックに入るスリムボディのイヤホンを使うことになります。
 IC-DPR3でイヤホンを使いたいときは、OPC-2144が必須です。


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IC-DPR3で気になったところ [デジ簡・特小]

IC-DPR3.jpg

手にしてまだ3日目ですが、使いやすいとこ、使いにくいとこが少しずつ見えて来ました。
細切れになりますが書いていきたいと思います。

スキャン機能はアマチュアとしては面白いです。
全てのCHを対象にセットしておけば、全チャンネルをサーチしてくれます。
しかし、スキャン速度は遅いです。30ch一回りするのに7秒かかっています。

音量調整は上面のつまみ。電源も同じつまみ。
実はこれ、わかりやすくて一番使いやすいのかも。

イヤホン端子に難あり。
もともと引っ込んでいて普通のイヤホンは挿さりませんが、スリムなボディのイヤホンなら入ります。しかし、ステレオイヤホンを挿してみたところ本体から音が出てしまいます。ステレオイヤホンは使えません。
純正の「L型2ピン~ストレート2ピン」変換を使うとステレオイヤホンでも使えました。
モノラルイヤホンを本体に直接挿したらどうなるかは、別途確認したいと思います。

純正のスピーカーマイクはマイク感度が良すぎる感じがします。
VXD-10だと内部マイクと外部マイクの感度を個別に設定できますが、DPR3はまとめて1つの設定しかありません。外部マイクでちょうど良い感度に設定すると、内部マイクでの感度が全然足りない状態になりました。

送受信LEDが暗いです。
真上にしか光らないので、目線の高さに立ててあると受信で緑に光っているのが殆ど判りません。もっと出っ張らせて光らせるか、光量をアップして貰いたいです。省電力を狙ったのでしょうが暗すぎます。

受信感度ですが、VXD-10と比較した限りでは殆ど同じでした。DPR3の方が若干良い感じで、途切れ出しのタイミングがわずかにDPR3の方が遅い(感度がよい)です。1つのアンテナに分配機を付けて、ステップアッテネーターでレベルを調整して同時に比較しました。

モニターボタンは押すとザーっというアナログFMではおなじみの雑音が出ます。これ、音量調整するのにも使えますし、なにげにありがたい機能です。

秘話がかかっているチャンネルを受信すると、秘話状態の音声が聞こえると書いてありますが、これはまだ試していません。VXD-10では受信インジケーターは点きますが音声は出ない仕様です。どちらがよいかはわかりません。家族間通話で静かに待ち受けしたいときに秘話を使うので(UCは良く分からないけど、UCを使うべきでしょうね)。

OptionはまるっきりID-31と同じなので、流用できるモノがたくさんあって助かってます。プラグ変換、スピーカーマイク、充電スタンド、全部使えます。電池パックも共用ですし。

~~~

DPR3とは無関係ですが、至近距離で15ch離れた設定で混信するのを確認しました。たとえば、1chで送信すると16chで受信できてしまいます。小さい番号から大きい番号へは強く、逆は弱く混信するようです。

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【デジ簡】 IC-DPR3 [デジ簡・特小]

誰でも登録するだけで使えるデジタル簡易無線は、今までは5万円前後して業務機なのでごっついものばかりでした。が、アイコムから3万円前後で買える、お手軽な機種がでました。早速入手。

発売になったばかりのアイコムIC-DPR3と、YAESUのVXD-10の受信感度比較をしています。

2013-03-02 20.06.14.jpg

接続は、(5エレヤギ)→(10dBステップのATT)→(1dBステップのATT)→(分配機)→(デジ簡)です。
丁度10dBのATTを入れると聞こえなくなる局の交信を見つけたので比較を開始。1dBづつATTを増やしていくと、3dBまでは変わらず、4dB付近から若干の差が出始めました。感度はどちらも殆ど同じですが、あえて言えばIC-DPR3の方が良い感じです。実際には1dB程度の差となるので解らないでしょう。

IC-DPR3で面白いのはスキャン機能。
スキャンは2種類設定でき、1つめはプライオリティスキャンで、指定CHと交互に受信するスキャン。もう一つがチャンネルスキャンで、任意のチャンネルを指定して(複数可能)スキャンする機能です。このチャンネルスキャンが無線マニアにはGood。私は全チャンネルをスキャン対象に設定してグルグル回しています。

DPR3は取説も読まずに電源を入れたのですが、音量つまみが電源SWを兼ねているのですね。どれを押しても電源が入らないので戸惑いましたが、一般にはこれがわかりやすいのでしょう。

OptionはD-STARのID-31と全く同じで、付属のバッテリーパックも同じ。急速充電スタンドも同じです。共用できるので便利。
唯一の欠点は、この手の業務機では当たり前なのでしょうが外部電源端子が無いことです。ID-31は12Vが入れられるのですが、DPR3はバッテリー専用です。
それと、VXD-10にはある「送信禁止」の設定がないこと。普段は使いませんが、このように感度比較をするときは欲しくなります。


私は包括登録をしているので、本日から15日以内に開設届けを出せばOK。使用は今すぐに可能です。まだ送信していないので、最初に送信してから15日以内でOKでしょう。さて、第1報はいつかな? 1Wのパワーの具合にも興味があります。

とにかく、軽くて小さくて良いですね。
自宅と車にはVXD-10、持ち歩きはIC-DPR3で確定しそうです。

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下三輪レピーターを変波します [デジ簡・特小]

下三輪レピーター(特定小電力無線)を変波します

旧:25-09
新:27-09(ビジネス中継7、BOOMER Pro:中継18、アルインコ:中継b18)

近所の工事現場のクレーン作業で使用しているためです。

また、中継を使用しないEMG(緊急)チャンネルをビジネス9(20ch機)としました。

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【終了】 特小ハンディ IC-4008W [デジ簡・特小]

アイコムの特定小電力トランシーバー
IC-4008W シルバー 20ch仕様(9ch仕様、11ch仕様と互換性あり)
(箱無し・説あり)

2台セットで5000円でいかがですか? 価格応談。
近くの方は手渡しOKです。

キズは有りますが、現場で使っていたようなボロボロではないです。まあまあ。
細かいところを気にする方は新品を買ってください。

支払いは三井住友銀行への振り込み、発送はクロネコのみです。
※ゆうちょは口座がありません

レピーター対応機に入れ替えのため処分します。
※3台有りますが、うち1台はトーン(グループ)の調子が悪いので除外しました。
【追記】難ありの3台目も、納得してくれる方に譲渡しました。よって全て終了です。

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特小ビーコン [デジ簡・特小]

2013-01-13 13.51.40-2.jpg

レピーターの稼動状態を広報するため、自動ID送出機を作りました。
PIC12F629でインターバルタイマーを作り、定期的に音声合成チップを起動します。昔ですとNE555を使ってというのが定番でしょうが、今は安いマイコンでやるのがお手軽ですね。しかもロジックの代わりにもなりますし。
インターバルタイマーは32.768KHzの水晶を使ってTMR1を回し、SLEEPを併用して作っていたのですが、うまく動きませんでした。が、時間は適当でいいし、水晶付けるとポート勿体無いし、消費電流も100倍になるとはいえそれでも乾電池で数1000時間動くので、ベタにNOP回して30分くらいのWAITを作ってOKとしました。目的が達成できれば過剰品質は不要です。
レピーターに対応させるため、PTT制御に工夫を入れています。

送信している特小ハンディが乾電池専用で、裏蓋の方に電池が付くのでダミー電池を使った外部電源供給がうまくできません。しかし、これも電池で結構持つので、とりあえずエネループで動かしておくことにしました。どれくらい持つか楽しみです。





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特小レピーターネットワーク(計画) [デジ簡・特小]

三輪レピーターネットワーク計画.PNG

先のエントリーで、自宅に特小レピーター(地上高12~13m)を設置したことを載せました。
サービスエリアを少しづつ確認し、学童保育のある三輪あいこう保育園までカバーできていることが判りました。
また、南方向は三輪センターも繋がりました。三輪センターはうちから南方向を見て最高標高の地点で、ここから先は緩やかな下りになるので届きませんでした。
地図の青いピンがアクセス可能、赤いピンはアクセス不可能です。

緑の家マークがレピーター設置場所。南側は計画地(知人の家)で、知人の承諾はまだ取れていません。
黄の家マークが三輪センターで、ここにレピーター同士の中継を置くことで、緑山ネット(仮称)と三輪小ネット(仮称)が繋がる可能性があることまで判りました。(最後の図を参照)

特小ネットワーク構成図.png

このように、中継機を2個づつ置くことで2つのエリアを接続できますがコストがかかります。とりあえず、中継機は1つづつでも、三輪センターで両方に繋がるので、ここで両エリアの伝言を行えば情報の疎通はできるでしょう。

中継機は4万円以下、中継機対応ハンディは1万円以下(例えばMOTOROLA MS-80なら9800円)です。


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