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無線MIDIをWiDiで [AV]

無線でMIDIを飛ばすのは結構難しい話でして、自作含め色々やったところCME社のWiDiに落ち着きました。
これはライブでも使えるレイテンシと安定性を考慮した結果です。

まず、EWI(ウインドシンセ)のソフト音源はMacでやること。
Windowsでもできるけど、Macはとにかく楽で安定していて実績もあります。
ここではまずMacでの事例を紹介します。

EWI側に繋ぐMIDI送信機
CME WiDi Master

Macに繋ぐMIDI受信機
CME WiDi Bud Pro

WiDi MasterはBluetooth MIDIと互換があるのでMac内蔵Bluetoothと繋ぐこともできます。
しかしなぜわざわざUSB接続のWiDI Bud Proを使うのか。
レイテンシ(遅延)と安定性が段違いだからです。
Mac内蔵BTに繋ぐとレイテンシは演奏していて感じられる程度あります。おそらく20~30msはあるでしょう。
しかもWiFi混信で音が途切れたり、最悪は音が鳴りっぱなしで止まらなくなることが有りました。
これが解消されます。
レイテンシは感じられない程度まで改善し、接続安定性も抜群です。

無線部分はWiDiで閉じるのがポイントです。

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WiDiはグループを組んでおきましょう。
WiDiシリーズは電源が入るだけで近くのWiDiと自動接続されます。
これは便利な半面、意図しないデバイスに繋がってしまうという難点もあります。
WiDiはBTデバイス互換なので、他のBTオーディオやMIDIにもつながってしまうようです。
よって、グループを組んでおいて、自分で組んだ組合せ以外にはつながらないようにするのが安心です。
iOS機を使ってグループを組みます。

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Windowsでは?
もちろん、WiDiシリーズはWindows機でも使えます。
というか、WindowsだからこそWiDiが必要と言っても良いかもしれません。
というのも、WindowsにもBT MIDIの規格はありますが、どうもこの規格はMicrosoft専用らしく他のBTに MIDI機器と接続ができないようなのです。この記事に書きました。→https://bwt.blog.ss-blog.jp/2021-02-15

WiDi Bud ProをUSBポートにさすと、WindowsからはMIDIデバイスに見えます。
これによりアプリ2つを使った面倒な変換は必要なくなりました。

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Macの仮想環境Parallels上のWindowsでは厳しい
ラップトップはMacを使っているのですが、これでWindows10も動かしています。
利便性を考えてParallelsという仮想環境の上でWindowsを動かしているのですが、仮想環境上でソフト音源を使うのは難しいという結論になりました。
というのもレイテンシがひどくて実際の生演奏には使えないレベルだからです。
これが仮想環境ではない生粋のWindows機では問題ないので、Windowsでも使えるのは確かです。
しかし、演奏はMacでやることにしたので、わざわざWindowsで動かすのは興味の上での遊びでしかありません。いちおう使えそうなことはわかったのですが深くは追求しないことにしました。

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WiDiとPanda Audio
海外にはPanda Audioというメーカーの無線MIDIがあります。
超低レイテンシで高安定との事ですが、無線規格の関係で技適が取れていないようです。
認証をとってあるのもありそうですが正直良くわかりません。
対してCME社のWiDiはパッケージにもしっかり記載されているので安心して使えます。
公称値ではWiDiがレイテンシ3msにたいしてPandaは0.5msだそうです。
Pandaの方が優秀ですが、正直なところ3msと0.5msの差は体感できないでしょう。
入手生が良いのもWiDiの方ですので、WiDiを使っておけば間違いないでしょう。

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次回はWiDi同士接続での遅延を実測してみます。
ソフト音源はIFW3を使います。(IFW3は近日リリース予定の新しいIFWです)


WiDi Master(EWI側に付けるMIDIアダプタ)
https://amzn.to/3Tl8xNV

WiDi Bud Pro(PC側に付けるUSBアダプタ)
https://amzn.to/3wXyREr

WiDi Uhost(USB接続のMIDIコントローラを無線で飛ばしたい場合)
https://amzn.to/3KnKs54

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EWIの1人練習とかに便利な小型スピーカー [AV]

エレコムのピンポン玉くらいのヤツも使いやすかったけど、もっと使いやすく音も合うのを見つけましたので紹介します。

http://amzn.to/2vd58Gp

EWIの3.5mmイヤホンジャックに直接さして使えます。
こちらの方がエレコムのよりも中低域が出るのでシンセ系によく合う感じ。
音量はエレコムの方が出ている気がするけど、比べると高音が強いだけな感じがします。

特筆べきところは、充電がMicroUSBジャックが付いていること。
エレコムのは専用変換ケーブルを使わないと充電できませんでした。
こちらは汎用のMicroUSBなので気軽ですね。
また、電源ON中は充電ジャック周囲が光るので、電源の切り忘れも回避できそう。

どちらもオープンスペースや広い部屋では音量が全然足りませんが、個人の部屋のサイズや、隣同士でマンツーマンするには余裕な音量です。

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もしかして、バグ?(DVD Architect Pro 6) [AV]

pc_sny_001153_dl.png

ディスクが完成してリビングのプレーヤーで再生。
チャプタースキップができない。
メニューから選択してスタートは問題ないのだけど。

TOP
 +-全編再生
 +-シーン選択
    +-シーン1
    +-シーン2
    +-シーン3
    +-シーン4
    +-シーン5

こんな構造。
良くあるメニュー構成ですよね。

ググったけど良くわからず。
ヒットしたのはバグのような書き込みが1件。
買ったの1年前だからサポート受けられるかな。

<追記>
チャプターサーチですが、SONY BDZ-ZW500ではだめで、古いBDZ-A500ではOK。
プレーヤーのバグかディスクとの相性みたい。
しかし、Sonyのカムコーダー(HDR-AX2000)で撮影して、Sonyのソフト(DVD Achitect Pro 6)でオーサリングして、Sonyのメディアに焼いて、Sonyのプレーヤーで旨く再生出来ないって言うのは正直ショックかも。
ちゃんとした製品作りましょうね。BDZ-DW500も操作モッサリで超使いにくいし。初期のATOM CPUと1GB RAMのPCでWin10動かしている感じ。AT900修理に出そうかな。この機種は使い勝手最高なのですよ。機能は少ないけど。



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ビデオ編集のワークフローをVegas系に [AV]

今まではEDIUS Neo 3を使っていました。
このソフトとハードウエアエンコーダーボードのFirecoder Bluを組み合わせて。

いつの頃からか、そう、去年あたりですね、EDIUSのDVD Writerがメニューレンダリング中に落ちるようになり、どんなにシンプルなメニュー構成でも書き出しができなくなっていました。Windows Updateが怪しく感じています。

去年の年末にSony Vegas Pro Suitesが安価に出ていたので購入。
まずは簡単なカット編集をVegas Pro 13でやってみました。
Win10のVAIOです。

pc_sny_001143_dl.png

割と簡単に使えそうです。
ただし、まだトランジョンや2画面合成とかの特殊効果はやってないので操作感までは解りません。

DVD/Blu-RayのディスクオーサリングはセットになってるDVD Architect Pro 6を使ってみました。
EDIUSでのディスク書き出しができなくなってからはTMPGEnc Authoring Works 4を使っていたのですが、TAW4はMPEG2でしかインポートができずAVCは非対応。しかたなくMPEG-2でやっていたのですが、画質を維持しようとするとどうしてもファイルが大きくなってしまします。

今回、学芸会の撮影をして編集後に3時間となったので、Blu-rayには15Mbps程度に圧縮しないと入り切りません。なのでどうしてもAVCが使いたく。そこでDVD Architect Pro 6をインストールして使い始めました。
操作性が全く違うのと、ウィザードが無いのでなにせ手順が難しい。どうやってチャプターマークを打つのかから始まって、メニューはどうやって作るのか、チャプターとボタンのリンクはどうするのか、マニュアルとネット検索でなんとかここまでは出来るようになりました。

ISO書き出しは結構時間掛かります。
1~2時間かかるかも。大きいほど時間が掛かります。
例えば尺が3時間で25Mbpsにして37GB程度になる物。これはISO構築処理に1時間30分ほど掛かりました。

慣れていくしか無いでしょうね。
Win10対応ですし。

Firecoder Bluが使えなくなるのは残念ですが、QSVの画質で妥協するしか無さそうな。
しばらくはEDIUSでタイムライン編集をして、DVD Architect Pro 6でオーサリングします。
徐々にVegasに移行していこうかと。

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AKAI EWIが価格改定(値上げ) [AV]

円安の影響でしょう。
次の通り、価格改定となるようです。

EWI-USB     29,800円(税込)→34,800円(税込)
EWI-4000SW  59,800円(税込)→69,800円(税込)

EWI-5000は変わらないようです。

Amazonだとまだ今までの値段で買えるみたいです。


EWI-4000SW


EWI-USB
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激安USB-MIDIの問題点 [AV]

音楽ネタです

Amazon等で売られている500円位で買えるUSB-MIDIケーブル。
これはEWI-4000sをPCに繋いで音色エディットには使えませんでした。
しかし、PCに外部音源(SC-88Pro等)を繋いで演奏する分には使えます。
PC→外部機器は概ね順調なので、なぜこのような事が起きているのか開いてみました。

Cheap_USB-MIDI.jpg

若干のデザイン違いで2種類持っています。
ケースは爪で止まっているだけなので簡単に開けられます。

一目で気が付いたのは、フォトカプラーが無い事です。
黒いボンディングの中に有るのかとも思ったのですが、そのサイズでは無理です。
基板をよく見るとU1とシルク印刷のある、部品が未実装の部分があります。
どうやらここにフォトカプラーが乗るようです。

MIDIの規格では、IN側はフォトカプラーで受けなくてはなりません。アースレベルの差をここで吸収するため。
OUT側はオープンコレクタ出力ですので、変換チップには繋ごうと思えば繋がるのですが、ここできっちり絶縁しておかないと、ノイズやアースレベル(GNDレベル)の差やアースループによる動作不良が発生します。
また、IN側は静電気にとても弱いので、破損の危険性も高くなります。

これが原因で、MIDI-IN側がマトモに動作しないようなのです。
システムの接続環境も含め、相性が思いっきり出ます。

こちらに(英文ですが)記事を見つけました。
この方はMIDI-OXがうまくどうさせず、フォトカプラが無い事に気が付いて改造されています。
http://www.arvydas.co.uk/2013/07/cheap-usb-midi-cable-some-self-assembly-may-be-required/


その他、システムエクスクルーシブの送受信(音色データの転送等)ができない物もあり、コレはバッファーサイズの問題で起きるそうです。このケーブルも駄目なようです。
その他、有名ブランドでもALESISやCMEの製品でも駄目な物があるとか。
全てにおいて安定しているのは「RolandのUM-ONEmk2」です。これはとても安定しています。

USB-MIDI変換ケーブル Roland UM-ONEmk2

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EWI(ウインドシンセ)で使ってるエフェクター [AV]

EWI単体だとどうしても音が寂しい。
やっぱ、ディレイとリバーブをかけて空間表現をしたくなります。
しかもステレオでぱぁ~っと広げると気持ちよいですね。

私が使っているのはZOOMのMS-50Gというマルチストンプ。
合計6つまでのエフェクトを好きな順にプログラムできます。
定番は、入力→LINE SELECT→ショートディレイ→ロングディレイ→ステレオリバーブ→出力。
これにイコライザーやエキサイターを追加して輪郭をたてたり整えたりすることもあります。

MS-50Gは安価なマルチで、評判は「音やせする」という意見も聞きあまりよくないようです。
しかし、EWIで使っている分には不満はまったくなく、クリアで伸びやかな音で気に入っています。
おそらく、ギターに使うと相性が悪いというか荒が出てくるのでしょうね。EWIは基本単音楽器なので。

電池は単3×2と使いやすく、エフェクター用の中マイナスの9Vアダプターも使えます。
出力はステレオですし、プログラムメモリーも自在。良くできたコンパクトマルチです。

これをEWI-4000sに繋いだり、EWI-USB→EWI-3000mの先に繋いだりしています。
何か一つ欲しいと思ったらおすすめします。

ZOOM MULTI STOMP MS-50G

AKAI professional アカイ EWI USB ウインドシンセサイザー アカイ イーウィー AP-EWI-016

Akai Professional ウインド・シンセサイザ EWI4000sw



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EWI練習用アンプ(Creative D100) [AV]

自作アンプも良いけど、手持ちにもっと良いのがあった!
「Creative D100」というBluetoothスピーカーです。
この機種はスマホ等にBluetoothで無線接続して音を聞くワイヤレス外部スピーカーですが、背面にAUX入力があります。このAUX入力はBluetoothの音とミックスされることを思い出しました。

スマホでオケを流し、それをD100にBluetoothで繋ぐ。
EWI-4000sにワイヤレスシステムを繋ぎ、そのレシーバーにはエフェクターを繋ぐ。エフェクターの先にはD100を繋ぐ。

これで、全部ワイヤレスで練習バッチリ!
スマホに入れてある宮崎さんのマスターブックのCDを流しながら、OmensでLet's Play! 続いて宝島をEbに切り替えてPlay!
いやー、これは最高です。

EWI完全ワイヤレス(D100+SAMSON).jpg

D100は単3電池4個でも動くし、付属のACアダプターもOK。電池駆動は25時間とたっぷり。
出力は室内では十分(定格は記載無しだけど5W+5W位かな)で、低音もしっかり出るので良い音しています。高音はちょっとタレ気味だけど。
なにしろ4000円台で買えるのでお勧め。



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1万円を切る、アナログ4ch USBオーディオI/F [AV]

ちょっと変なことをしていまして、アナログ入力が4つあるオーディオI/Fを探していました。
2chまでならいくらでもありますが、これが4ch以上になると機種も狭まり値段も一気に高くなります。

いつも通りAmazonでウインドウショッピングしていたら、TASCAMのUS-600という製品がヒット。
みんな2万超えの中で、なぜか1万円しません。

XLR/PHONE共通ジャックが4系統。
MIDIーIN/OUTが1系統。
SPDI/F同軸IN/OUTが1系統(これは光が欲しかった)。
入力モニターミックスもできるし言うことありません。
最近はやりのハイレゾも96KHz 24bitまでOK。

調べてみると2011年モデルでした。
古いので安くなっている。
心配なのがドライバー関係ですが、現行モデルや上位機種と同じドライバーを使うみたい。
よって、Win8もYosemiteも大丈夫となっていました。
Cubase5LEが付属しているのもポイント高いですね。

メーカーサイトはこちら。
http://tascam.jp/product/us-600/

TASCAMは購入前でもマニュアルが読めるので安心です。
最初、AKAI ProのIEI Proというのを買おうかと思ったのですが、AKAIはユーザにしかマニュアルを公開していません。閲覧には製品シリアル番号が必要。実はこれ、かなり不便というか、購入機械を失っているんですよね。細かい仕様はマニュアル見ないと分かりませんから、買ってみたらこの機能が使えなかったというのは嫌ですしね。

たぶん在庫限りです。後続機種として指定されているのは16chのラックタイプ。手が出ません。
サウンドハウスでも同一価格帯で売ってました。(ケーブルも欲しかったのでサウンドハウスで発注した)





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AKAI EWI-4000s 4000sw 5000のキャリングケース [AV]

普段、EWIを使っていないときにはスタンドに立てています。
しかし、ちょっと持ち出したいときには裸のままでは傷付けたり壊したりしそうで、なんらかの袋にでも入れて運びたいですよね。しかし、この細長いEWIがぴったり収まる手頃なケースはなかなか見つかりません。

ソプラノSAXのケースに入れている方が多いようですが、ハードケースなのでオオゲサだし値段高い。
4000sが出た頃にショップで付けてくれたソフトケースは手に入りません。

とにかく手軽に安価に。
そこで見つけたのがベルボンのカメラ用一脚ケースです。
何しろ2000円程度と安い。そして、サイズもぴったりです。
少し余裕があるので、シールドとかも入ります。



ただし、クッションはほとんど無いに等しく、素材は1枚の厚手のナイロンでできています。
傷や軽い当たりからは保護されますが。


もっとしっかり保護したいという方に、AKAIから専用キャリングケースが出るようです。

ewi-softcase01-s.jpg

ewi-softcase03.jpg

http://ewi.akai-pro.jp/ewi-softcase/

巨大なAKAIロゴが目立ってイイですね。
でも、お値段はちょっと高い9980円。

とにかく何でもいいからケースが欲しい方には、先に紹介した一脚ケースがお勧めです。
必要最低限の役割は果たしてくれます。

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