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屋外PLCの規制緩和に対するパブコメ募集 [アマチュア無線]

「屋外PLCの規制緩和に対するパブコメ募集」

該当URL
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban16_02000041.html
意見提出期限:平成25年3月11日(月)午後12時(必着)(郵送の場合も、同日必着)

1 改正概要
   現在、高周波利用設備のうち「広帯域電力線搬送通信設備」については、屋内において
  のみ利用が認められていますが、屋外(分電盤より負荷側)に利用範囲を拡大するため、
  屋外利用をする場合の規定について電波法施行規則に新たな技術基準を設ける等、関係
  省令等を改正します

屋外(正確には、屋外分電盤から負荷側)でのPLCが解禁されるという話です。
ざっくり言うと、屋内規制値よりは10dB厳しい規制値ですが、屋外で使われ出すとノイズが
増えるのは必至です。

このPLCはHEMSに使用されると思われます。(Home Energy Management System)
グリッド、再生可能エネルギーと消費電力の関係をデータ化して共有し、エネルギー利用の
見える化を行い、高効率なエネルギー使用を促進させるような使い方です。その通信ネット
ワークをPLCで構築するのが目的。Internetは光がこれだけ普及しているのでいまさら無関係。

気になるノイズの話を書きます。

ソーラー発電での例を出しますと(数値は同じではないです)、パワコンとアンテナの距離が
10m程度の場合(この距離は、路地を挟んだお向かいの家のイメージ)、国内のノイズ規制
VCCI CLASS-B(厳しい方)レベルであっても、HFから6mは使い物にならないレベルの
ノイズが受信されてしまいます(S9+です)。これは事実で、実際に今、私の家で起きている
受信障害です。(詳細はBlog、雑誌を見てください)
※ソーラー発電から出すノイズには法的な規制値がありません。VCCIも業界自主規制です。

ただでさえノイズまみれ環境の現代、これ以上「電波環境の汚染」をさせてはなりません。
アマチュア無線は「趣味だ」「遊びだ」「生活には関係ない」というのが一般的な見方です。
解禁されてしまったらどうにもなりません。一度緩和した規制を厳しくし直す例は見ません。


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