RAIDの挙動がおかしい

「裸族の雑居ビル」＋「ポートを増やしタイRAID」に2Tを4本突っ込んで検討中。
パフォーマンスを検証してみて、結果的にRAID-10（Mirrored Striped）に落ち着きました。
しかし、PCを再起動すると必ずRebuildが走ります。Mirrorが完了していないのかも。
やっぱ、これだから安物は・・・　という感じもしますが、さてどうしたものか。
Stripingは同時書き込みなので書き込めていなければ読み出しも出来ません。よって、まともに動いている模様。
というわけでMirrorがあやしい。

Stripingのみハード（とはいえ、処理はソフトだが）でやって、2T＋2Tを2セット組み、それをWindows7のダイナミックディスクのMirrorで組んだ方が良いのかもしれない。パフォーマンスは殆ど変わらないという結果も出ている。

冗長性としては全部ハードで組んだ方が良い。
なぜなら、MirrorしてからStripingが基本で、これだと最悪2個の故障まで保証されるからだ。
AとBでミラー、CとDでミラー。これをAB＋CDでStripingすると、AとBまたはCとDの組み合わせで壊れない限り大丈夫なはず。これが逆のAとBでStriping、CとDでStriping、ABとCDでミラーにすると、ABCDのどれかが壊れた時点で急を要す状態になる。
残念ながらWindows7上ではRAID-10は組めない。RAIDセット同士のRAIDが組めないからだ。

せっかくデータの移行（元は残してある）が終わったところだが、ハードでRAID-0、ソフトでRAID-1の構成での検証を行って最後にしよう。RAID-01になるので冗長性は低下するが、このハードの組み合わせでのMirrorのパフォーマンスが芳しくないからだ。どれか1台までは大丈夫というのはRAID-5と同じ。しかも初期化が早い。