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新体操合同試技会 [生活]

うちの娘は来年から小学生。
幼児クラス最後の新体操試技会に参加し、それを撮影してきました。

同クラブの演目全てを撮って欲しいと依頼され気合を入れた2カメ体制。
その撮影の感想を記録として残しておきたいと思います。

使用したカムコーダーは2機種。
メインはHDR-AX2000という、大型のAVCHDフルハイビジョン。
放送局ではプロ向けに少し手を入れたNX5というのが使われています。ようするに業務機と同じです。
サブは昔から持っているハンディカムで、DCR-PC120というスタンダード画質のDV機。
こちらは広角固定にして、全体を写していました。

まず、体育館という環境。
水銀灯は暗くはありませんが、ビデオ撮影するには厳しく、外の日が落ちてくると、AX2000でもゲインは+12dBまであがります。+12dBではノイズが目立ちだしたところ。それでも、ビデオライトが使えるわけでじゃないので仕方ありません。若干ノイジーではありますが、レンズが大きく明るいので、それなりにきちんと撮れました。
対してPC120はレンズ口径が小さいので暗さには弱いです。ハイビジョンに慣れた目には、解像度不足も気になります。42インチTVに繋いで撮影した画像を見比べてみると、DVの方はノイズだらけで解像度も低く、とてもじゃないけど観ていられない(私はね)画質でした。他の撮影者もこんなもんでしょう。何しろ暗い。

水銀灯はフリッカー(ちらつき)が出ます。特に暗いと目立ってしまいます。
フリッカー低減機能はあるにはあるのですが、あまり効果がなかったです。フレームレート60Hzを100Hzにするみたいですが、暗くなるという弊害もあります。

そんなかんなで撮れた画は、あたりまえですがAX2000の圧勝。

マイクは悩んだ挙句にガンマイクを使用。ただし、カメラに付けるのではなく、延長して三脚に固定しました。放送席がカメラから見て右のほうなので、カメラをパーンすると音像が不安定になるから。これも大成功。内蔵マイクのように360度全ての音を拾って反響音と観客のノイズばかりというのは避けられました。もちろん、録音レベルはマニュアルです。AUTOにすると、拍手などの破裂音で音がヒクヒクしますので、低めのレベルで固定して録音します。音量は編集時に調整します。それでも、男子新体操のエキシビションでは0dB超えてしまいましたが。

概ねよく撮れましたが、連射カメラおやじには参りました。
マイクを向けている方向には人が座らないよう開始前にお願いして空けておいてもらったのですが、後半ではマイクのすぐ横で連射オヤジにシャッターを切られまくられました。しかもニコンのD300なのでミラー音がうるさいのです。が、上には上がいて、そのさらに右にはEOSでバッファーがFULLになるまで撮り続ける「超連射オヤジ」が。あんなに連射しっぱなしにするなら、ビデオ撮ったほうがフォームとかよく見られるのに、とは皆の統一意見でした。観客席にも響いていたようで。EOSだったのでミラーアップ音は軽めでしたが、それでもずーーーーーーーーーーっとバシバシ言っていたらうざったくてね。いくらフィルムじゃないとはいえ、無駄打ちしすぎですよ。シャッターとシャッターの間は写らないっての、知らないのかな。本当のシャッターチャンスは、連射のコマとコマの間だった、なんてのは過去になんども経験しています。みなさんも、数撃ちゃ当たるとおもったら大間違いなので覚えておくとよいでしょう。
そうだ、今年からフラッシュ禁止になりました。競技者がフラッシュの嵐ででやりにくいとの話。でも、カシャカシャ音も度が過ぎるとどうかと思いますけどね。

帰宅してからは、AX2000のデータをPCにコピー。これはSDカードからのコピーなのでたいした時間はかかりません。問題はDVテープ。60分×3本ですから、まるまる3時間かかります。そのあいだ、PCには一切触れられません。取り込み中に負荷かけるとコマ落ちしますので。こちらはノートPCでやりました。というか、なぜかデスクトップPCで1394がうまくつながらないんです。デバイスマネージャーにもカメラが出てこなくて。もしかしたら、H/Wコーデックボードを入れて競合しちゃってるのかも。まあ、2台で処理できたほうが楽なので良いのですが。
ちなみにノートPCでキャプチャしたデータ(1本で13GB×3本なので39GB)の転送は、LANがGbEなのであっという間でした。転送速度は500Mbps出ていました。ノートのくせに、Core2は馬鹿にできません。

昨夜は素材が揃い、メインカメラとサブカメラをEDIUS Neo3のタイムライン上に並べて同期を合わせたところで終了。あと2本合わせなきゃならないのですが、音聞きながら合わせればわりと簡単です。もっと楽な方法がありそうなのですが、EDIUSは複雑なくせにマニュアルがオンラインマニュアルしかないので良くわかりません。
メインとサブの両方の映像がタイムラインに乗ったら、カメラAとカメラBをリンクさせてしまいます。あとはまとめてカット編集。これが大変なんですけどね。

PinPは編集すると面白いですよ。
サブカメラもHDのが欲しくなっています。何しろ1時間おきにテープを交換するというのが面倒で。とはいえ、ダブルスロットのは大型機しか無いし。24Mbpsの最高画質モードで6時間連続撮影できる小型機ってありますかね? 64GBでギリギリだったはず。128GBのがあればBestですね。今後に期待かな。

さて、地デジ化はずいぶん進んでいるようですが、それはTVだけみたいというのを実感している昨今。というのも、地デジ化したならBD見れるでしょと思ったら大間違い。みんなまだビデオはそのままみらいで、DVDでしか見れないという。BD作ってからDVDに再オーサリングが必要です。はっきりいってめんどうだし、DVDにダウンコンバートすると、もとがHDだからかなり綺麗とはいえ解像度が落ちてしまってもったいないです。

さて、編集はボチボチやっていきましょう。
チャプター振るのだけでも大変だけど。

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コメント 3

R.SHIMIZU

連写オヤジ

呼びましたか?

では。

by R.SHIMIZU (2011-02-01 00:47) 

sawada

まだまだ甘いよ(笑
by sawada (2011-02-01 07:44) 

まっちばこ

一眼レフのシャッター音っていうのは確かにウルさいですね。フィギュアスケートなんかテレビで見ているとモロにマシンガンの音みたいに聞こえてきますよね。媒体が新聞なんかだったら動画から切り出して欲しいと思うことがあります。
by まっちばこ (2011-02-03 15:24) 

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