IC-7000の変調が浅い [アマチュア無線]
A1CLUBで毎週日曜の午後に、430MHzにてF2A OAMをやっています。
FM音声で呼んでもヨシ、キーヤーのサイドトーンをマイクを拾ってもヨシ、CWを手軽に楽しもうというやつです。
さて、このキー局はIC-7000を使っています。
いつもFM音声の変調が浅く、声が小さかったのが気になっていました。
IC-7000に限らず、最近のRIGはFMモードの帯域幅を設定できます。いわゆるナローFMの設定が可能。ここで言うナローFMは、今で言うハーフデビエーションですので、通常より変調が低くなります。
10KHzセパレーションで運用するときに設定する項目です。
※昔のFMはワイドFMといって、現在のFMモードよりも帯域が広かったです。よって、昔はナローFMというと現在のFMと同じ帯域を指していました。これを混同する場合が結構あります。それを避けるために、15KHzではない帯域幅のものを、スーパーナローFMと呼ぶ場合があります。
CWで運用しているときに受信フィルターを(FIL-2)500Hzないし250Hz(FIL-3)に設定してあると、FMモードに切り替えてもそのまま引き継がれてしまうようです。CWのクラブですから、クラブの登録機種はCWモードでしか使っていません。これが災いの元だったようです。
マニュアルの66ページに記載があります。
FIL-1の15KHzが通常のFMモードです。(20KHzセパレーションで運用する)
ついでに、モールスコードを乗せた各種変調ですが・・・
・マイクでモールス練習機の音を拾って乗せた場合
これは普通の音声と同じ扱いです。
FMならF3Eのままです。
・マイク端子に低周波発信器を直結して乗せた場合
FMだとF2A、AMだとA2A、SSBだとA1Aとなります。
SSBにシングルトーンを乗せると、その周波数分シフトしただけの単信号キャリア(CW)になります。
いずれにしても、モールス符号を扱うには3級以上の免許が必要です。
直結しないとF2Aとして認めてもらえません(総通に確認)が、逆に直結していなければF3Eの免許でも3アマ以上を持っていれば、F2Aでのモールス通信ができるとも解釈できます。
FM音声で呼んでもヨシ、キーヤーのサイドトーンをマイクを拾ってもヨシ、CWを手軽に楽しもうというやつです。
さて、このキー局はIC-7000を使っています。
いつもFM音声の変調が浅く、声が小さかったのが気になっていました。
IC-7000に限らず、最近のRIGはFMモードの帯域幅を設定できます。いわゆるナローFMの設定が可能。ここで言うナローFMは、今で言うハーフデビエーションですので、通常より変調が低くなります。
10KHzセパレーションで運用するときに設定する項目です。
※昔のFMはワイドFMといって、現在のFMモードよりも帯域が広かったです。よって、昔はナローFMというと現在のFMと同じ帯域を指していました。これを混同する場合が結構あります。それを避けるために、15KHzではない帯域幅のものを、スーパーナローFMと呼ぶ場合があります。
CWで運用しているときに受信フィルターを(FIL-2)500Hzないし250Hz(FIL-3)に設定してあると、FMモードに切り替えてもそのまま引き継がれてしまうようです。CWのクラブですから、クラブの登録機種はCWモードでしか使っていません。これが災いの元だったようです。
マニュアルの66ページに記載があります。
FIL-1の15KHzが通常のFMモードです。(20KHzセパレーションで運用する)
ついでに、モールスコードを乗せた各種変調ですが・・・
・マイクでモールス練習機の音を拾って乗せた場合
これは普通の音声と同じ扱いです。
FMならF3Eのままです。
・マイク端子に低周波発信器を直結して乗せた場合
FMだとF2A、AMだとA2A、SSBだとA1Aとなります。
SSBにシングルトーンを乗せると、その周波数分シフトしただけの単信号キャリア(CW)になります。
いずれにしても、モールス符号を扱うには3級以上の免許が必要です。
直結しないとF2Aとして認めてもらえません(総通に確認)が、逆に直結していなければF3Eの免許でも3アマ以上を持っていれば、F2Aでのモールス通信ができるとも解釈できます。
>SSBだとA1A
やばし。
興味があるものの「CWモードがないから」と見ないことにしていたハンディ機をゲットしない理由がなくなってしまいました。
by HJ (2010-05-16 18:01)
抜いたキャリアを再注入するわけですから。
他にもCW専用にするのであれば、キャリアバランスをわざと崩して出す手もあります。これなら簡単ですね。ショートするだけですから。
F2Aも面白いですよ。
同じFMモードでも、F3Eで駄目でもF2Aなら聞えるという実例があります。Youtubeを参照下さい。
by sawada (2010-05-16 18:08)
キャリアをいれるんじゃなくて,サブキャリアですよね.
F3E のマイクに入れたら,こじつけると F3A になるかなと.
しかし一括コードには入ってないし,多分許可されるモード
にもない.そういうケースがないからなんでしょうけど.
マイクからいれたら,法的には F3E だけど,
運用上は F2A と同じということかなと思っています.
総通に確認した訳じゃないですけどね.
by ocr (2010-05-17 14:06)
寝床リグとしてIC-7000Mを使用していますが,FMの場合は確かに変調が浅いです.ですので,FM使用時にはマイクゲインを70%程度の設定に直し,SSBの場合は45%ぐらいに設定して使っています.マイクゲインの位置もモードのメモリーに記憶してくれればいいのに,いちいち呼び出して直しています.この傾向はアイコムのIF-DSP機に共通しているようでIC-756PROⅢのFMも同じで,いちいち直すのがとても不便です.
(SSBでマイクゲインを70%の位置で使っていて近くの局に何かを指摘されたことは無いので,もしかすると単にマイクゲインの設定が辛いだけかもしれません)
by JK1FBA (2010-05-17 16:03)
実際に切り替えてもらって、QSO中に確認しました。
まず、モード変更(CW→FM)でフィルター設定(FIL-1~3)が引き継がれてしまいます。CWでFIL-3にして、そのままFMに切り替えると、FMでもFIL-3になってしまいます。これが原因で変調が浅くなっていました。
ココに気がつくのにかなり時間を要しました。最初、マイクゲイン設定をあげてもらったのですがほとんど変わりませんでした。
マイクゲインを切り替えても見ましたが、FIL-3のままでは大声を出しても音量(最大周波数変移)は変わらず、マイクアンプが歪むだけでした。
モードとFIL設定はセットで動作して欲しいですね。
引き連れていくのは勘弁してほしい。
※私はIC-7000を持っていません。
by sawada (2010-05-17 16:46)
矢のようなお返事だ....(笑)
おっしゃるとおりで不便なリグです。FMはおまけにしか考えてないのだと思います。IC-706MK2Gのほうが使い勝手はよかったです。
by JK1FBA (2010-05-17 17:19)
706のほうが良かったのですね。ふむふむ。
7000は詰め込みすぎの感じ、はやりのガラパゴスですね。
やっぱ、シンプルなのが好きです。FT-897(前に持ってた)とか。
そういえば、風邪は治りました?
by sawada (2010-05-17 18:22)
>モードとFIL設定はセットで動作して欲しいですね。
>引き連れていくのは勘弁してほしい。
その節は失礼いたしました。タダ酒飲みそこないました。
風邪は治りました、ウチのリグで検証しましたがそういう動作は再現しません、そのモードで設定した最後のフィルターに切り替わります。(つまりCWでFIL3に設定していてもFMに切り替えると瞬時にFIL1に切り替わります)
その方、何か深い階層で意識せずにへんな設定していませんか?
by JK1FBA (2010-05-17 23:48)
自分のRIGじゃないのでわからないです。
今度移動運用するので確認してみます。
FirmwareのVer違いも考えられますし。
またタダ酒のみにいきましょうね!
誰かさんのおごりで。(笑)
by sawada (2010-05-17 23:57)