Canon EF-S17-55/f2.8 IS USMを修理 [電子工作一般]
愛用のレンズが突如エラーを出すようになりました。
接点をクリーニングしても治らず、聞くところによる絞りグループの故障とのこと。
どうやらこれは持病のようで頻発しているとの事。
フレキケーブルの断線のようです。
すなわち絞りが変更できなくなり、f2.8開放固定であればなんとか使える状態。
絞りユニットはアリエクで購入できることを教えてもらい、さっそく手配しました。
1週間ほどで到着。
https://ja.aliexpress.com/item/32714860863.html
分解します。
絞りユニットは奥の方にあるらしく、かなり多くの工程が必要でした。
Youtubeに分解と組み立ての手順があったので助かりました。
これがなければ無理だったでしょう。
分解手順
https://www.youtube.com/watch?v=vPwDYRfSIN8&t=26s
組み立て手順
https://www.youtube.com/watch?v=B3VAwh-kNXE
組み立てのときの注意点は、ネジを締めすぎないこと。
ネジは小さく細いためトルクドライバーで管理する必要があるくらい繊細です。
無事組み上がって修理完了。
予想通りフレキの断線でした。
目視では(顕微鏡では見ていない)どこが断線しているのか簡単にはわかりませんでしたが、テスターチェックをしたところ一番端の細いパターンがどこかで切れているようです。この1本です。
Canonに修理に出すと、見積もりは33,000円の定額修理のようです。
定価は15万、実売は10万、中古で5万程度。
考えた挙げ句、DIY修理にチャレンジしてみたわけです。
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