パーソナル無線、まだ生きているんですね。でも、これがまた大変なんです。

現在免許を受けている（またはこれから開局する局もね）パーソナル無線局の有効期限は、平成27年11月30日まで。つまりこの日がXデー。まだまだ多い不法三悪のひとつである【不法パーソナル無線】撲滅に向けて当局が大絶賛ＣＭキャンペーン！

http://www.soumu.go.jp/soutsu/kanto/01sotsu03_01000452.html

これはFaceBookからのコピペですが...


「パーソナル無線」とは、資格なしに免許申請するだけで使える無線です。
CB無線の代替えとして登場しました。
今は買ってくるだけの特小と、パーソナル無線みたいに免許申請が必要なデジ簡が普及しています。

パーソナル無線は一時期爆発的に広まりましたが、チャンネルが自動だったり、900MHz帯という今ではプラチナバンドと言われていますが、CBに比べたら飛びにくい周波数です。外付けアンテナが使えたので、使ってる本人がやばいんじゃないか？と思うようなパワーブースターや、改造によりチャンネル数を増やしたりと、トラック連中がめちゃくちゃな状態にしてしまった経歴があります。もちろん、その状態に引っ張ったショップや、裏情報を流したメーカーの責任は重いです。

これがあと少しで使えなくなります。

使えなくなるのはナゼか？
それは、普及率200％を超えた携帯電話のために使われます。
今や携帯電話会社では電波の取り合い状態です。

既に、正規のパーソナル無線で確保されている周波数以外（前後）は携帯電話で使われています。これが違法改造したパーソナル無線では妨害になってしまいます。そう、自分もみんなも使っている携帯電話に。

このパーソナル無線が使っている周波数帯は、今度はソフトバンクが使います。プラチナバンドを勝ち取ったというやつですね。ニュースで見たでしょう。
ソフトバンク。無料通話で大人気のソフトバンクです。
仕事でタダで通話できるので、トラック連中の間で一番普及しているのもソフトバンクです。内線状態ですから。

ここまで話せば判ると思います。
違法合法に限らず、使用期限までに使うのを辞めないと、自分らが毎日使っている携帯電話が使い物にならなくなります。他人に迷惑をかけるのはもちろんですが、自分自身にも不都合を強いられます。
繋がらないプラチナバンドにしているのは、実はあなた。自分自身かも。

電波は目に見えませんし、一般人には掴み所の無い物です。
だからこそ、ルールをつくってやらないと使いこなせない。

自分の権利を守るために、電波のルールはきちっと守らなくてはなりません。
そうしないと、いつか自分で自分に問題を与える状態になりますよ。

コメント 2

総務省はパーソナル無線をデジタル化
すれば良かったのに！！！
by ミカン男 (2016-03-31 16:31) 

デジタル簡易無線（登録局）というのができました。
用途に制限はありません。
外部アンテナも使えます。
秘話もかけられますし、特定呼び出し（ユーザーコード）も可能です。

by sawada (2016-03-31 16:38)