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USTREAM FME WebCameraの評価メモ [インターネット]

もしかしたら参考になるかもしれない備忘録

FME(Adobe Flash Media Live Encoder)でエンコードしてUSTREAM配信をする。
なるべく高画質に、高音質に、CPU負荷を軽く。
16:9の720p以上で配信したい。フレームレートは30fsp目標だが、15fps程度でも許容する。
回線はWiMAXを想定。よって、ビットレートは合計で数Mbps以下。GOPを長目に設定し、2.5Mbpsを基本とする。

Web版、USTREAM Producer共にHD配信は無料アカウントではできない。
画質はSDまで、音質もそれなりにしかできない。
よって、AdobeのFMEを使用する事でHD配信を可能とする。
FMEの無料版でもHD配信は可能。

FMEの使用方法に付いては次のURLを参考にした。
http://blog.drikin.com/2012/02/ustream-hd.html

カメラは2種類を評価。
FULL-HDの30fps出力ができる物に限定。(2000円程度までのはSDだけ30fpsで、解像度を上げるとfpsが落ちる)

Microsoft Lifecam STUDIO
AF内蔵機種の中で割と評判が良いので試してみた。
FMEの解像度設定は自由度が広い。1280x720が使用可能。
内蔵マイクはモノラルだが、音は割と良い。
AFの動作音は入らない。
1920x1080の時のCPU負荷が思いのほか軽い。
視聴側でモニターしていると、なぜか周期的に一瞬停止する。原因不明。
解像度(ディティール表現力)はC920より高い。
三脚ネジは便利だが、アーム部分が柔らかい。
本体がかなり熱くなる。

Logicool HD Pro Webcam C920
H.264は土エンコーダー内蔵をうたう機種。配信系で評判が良いので試してみる。
FMEの解像度設定に制限が有る。1280x720を指定すると配信開始と同時に落ちる。これが最大の難点。4:3の720pと、FULL-HDが唯一の選択肢と言ってよいだろう。他にも動作する解像度は有るが、せっかくの高解像度を生かせないので除外。
画質はDriver UpdateするまではMSの方が圧倒的に良かったが、Updateによりほぼ同じになった。
同じくDriver Update前はCPU負荷がかなり高かったが、UpdateによりMSと遜色なくなる。
内蔵マイクはステレオ。ただし、コントロールパネルでRightSoundをOFFにしないと音が変でコモる。
音質はMSより悪く広域の伸びが寂しい。ステレオだけに余計に感じるだけかもしれないが。
AFの動作音(カカカカカカ・・・)を拾う。PCからリモート操作ができるので、合わせたらAFはOFFった方が良い。

CPU負荷は、Core-i5のVAIO-Z2にて静止画に近い被写体は30%程度。動きが入るとピークで80%程度。
配信しながら他の事(Twitterとか)をやる余裕はある。

音を良くしたければ別にマイクを用意した方が良いのは共通。
EDIROLLのUSB-AUDIO I/Fを使い、ベリンガーのミキサー経由で外部マイクを繋ぐと放送グレードに近くなった。
高域低域共にのびてクリヤーになるので、音楽系の配信のときは内蔵マイクは当てにしない方が良いだろう。

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コメント 1

sawada

「Microsoft Lifecam STUDIO」は、およそ2週間の連続使用で壊れました。
発熱が大きいのが原因でしょう。
カメラとして認識しません。

対して「Logicool HD Pro Webcam C920」は発熱も少なく現在も安定動作しています。

自宅での使用はLinux(Fedora)でflumotionを使用しています。
832x480でCPU負荷がサチらない状態で安定動作しています。

by sawada (2012-11-03 00:30) 

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