インターフェアー対策のまとめ [アマチュア無線]
電源は無線系とPC系でラインフィルターを使用して分離しています。ラインフィルターの容量は15Aです。
コモンモードフィルターはANT-1出力に強力なやつ(2種類のコア)を入れています。巻き付けた同軸は5DFBです。FT240-77はローバンド(7MHz以下)で透磁率が高いため良く効きます。
アースは2Fのシャックから地面に下ろしているので避雷用です。ここに3.5MHzにてRFが大量に流出していました。アースに入れたトロイダルコアはRFCとして働いています。高周波をブロックします。このアースラインに3.5MHzの電流が流れ、アンテナとなってインターホンやPCモニター等に悪さをしていました。
この対策にて、PCモニター(アナログ接続のLCD)にうっすらと出ていた縞も出なくなっています。
インターホン側にもCMFを入れました。これは効く位置があります。
図面の通り、電源や2Fの子機への配線では効果がありませんでした。外からきている玄関子機のラインに乗って、ボタンを押したのと同じ動作になっていたようです。
なお、我が家のインターホンはモノクロなので結構大きなインダクタをいれても大丈夫でしたが、カラーのカメラの場合は翁インダクタを入れるとカラーサブキャリアが通らなくなります。また、カラーサブキャリアはご存じの通り3.579545MHzと3.5MHzバンドと被っているので、完全な対策が難しいかもしれません。
コメント 0