学研の科学と学習が休刊に [テクノロジー]
小学館の「小学○年生」に続き、学研の「科学」と「学習」も今年度末をもって休刊になるそうです。
いずれも親しみ深い雑誌でした。
私は科学を、弟は学習を取っていました。
毎月届けてくれる雑誌が待ち遠しく、いつもより遅く来ると「遅いよー」なんて文句言っていたのも覚えています。
もちろん、お目当ては付録。いろいろな実験付録が付いていたのを覚えています。
自分で現像する白黒カメラや水質検査キット・・・
今、こうしてエンジニアとして働いているのも、親の影響はもちろん強いですがこの雑誌の存在の影響が無かったわけありません。こういう科学技術に触れるチャンスとなる雑誌がどんどん無くなってしまうと、今後の日本はどうなってしまうのでしょうか?
初歩のラジオやラジオの製作が廃刊になって久しいです。最近ではCQ出版のエレキジャックや電波新聞社の電子工作マガジンが頑張っているようですが…
私はエレキのエンジニアでもありますが、生い立ちの通り根っからのエレキ大好き人間です。
なので、もっとエレキの世界に触れる「きっかけ」になるようなチャンスがあった方が良いと思っています。いや、この年代だからこそ、我々がそういうきっかけを作らなくてはならないと感じています。
パソコンやインターネット、ゲームの雑誌は溢れるほどあります。しかし、エレキの基本に触れている雑誌はものすごく少ないです。先に挙げたエレキジャックや電子工作マガジンがそれに相当するのでしょうが、電子工作マガジンはとりあえず良い路線じゃないかと思っていますが(あまり見てないけど)、エレキジャックがマイコンとかのいわゆる現代風に走りすぎている気がしてなりません。最近は特にその傾向が強いです。
アマチュア無線もエレキからの延長というよりは、完全に「運送業界の業務無線」になってしまっています。趣味でやっているにしても、メンコ集め
と比喩されるような事もある通り、純粋に「科学技術に興味を持ってやっている人」はどれだけいるのでしょうか? もちろん、無線のオペレートが楽しいと思っている人を非難しているわけじゃないです。趣味の楽しみ方は人それぞれですが。でも、その「それぞれ」のうち「アマチュア無線技士」の名に直結するような「技士」を楽しんでいる人ってどれくらいいるのか、数えるのが不安な気もします。無線技術、無線工学に興味を持っている人。
テスターを持っていないどころか、同軸ケーブルのはんだ付けすら出来ない人(実は、Mコネのはんだ付けって結構難しいのだ)ばかり。無線機やアンテナを自作している人は一握りの存在。こういう会話が聴けないのは、私にしてみれば本当に寂しい限りです。
夜遅く無線を聴いてみても、以前はどこかしらで聞こえていた「技術談義」は殆ど聞こえません。にぎわっているのはDX Pedittionの呼び倒し軍団くらい。たまに技術っぽい聞こえてきても、「HiFi SSB」という分野の「音質談義」くらいです。中にはオシロやスペアナで信号波形を観測して追及している人もいるようですが・・・ それくらいです。
というわけで、ラジオ作りましょう。
ラジオは奥が深いですよ。
忘れたころに作ると、これがまた新鮮なんです。
なに、資料が無い・・・
では、ちょっと待ってて下さいね。(笑)
いずれも親しみ深い雑誌でした。
私は科学を、弟は学習を取っていました。
毎月届けてくれる雑誌が待ち遠しく、いつもより遅く来ると「遅いよー」なんて文句言っていたのも覚えています。
もちろん、お目当ては付録。いろいろな実験付録が付いていたのを覚えています。
自分で現像する白黒カメラや水質検査キット・・・
今、こうしてエンジニアとして働いているのも、親の影響はもちろん強いですがこの雑誌の存在の影響が無かったわけありません。こういう科学技術に触れるチャンスとなる雑誌がどんどん無くなってしまうと、今後の日本はどうなってしまうのでしょうか?
初歩のラジオやラジオの製作が廃刊になって久しいです。最近ではCQ出版のエレキジャックや電波新聞社の電子工作マガジンが頑張っているようですが…
私はエレキのエンジニアでもありますが、生い立ちの通り根っからのエレキ大好き人間です。
なので、もっとエレキの世界に触れる「きっかけ」になるようなチャンスがあった方が良いと思っています。いや、この年代だからこそ、我々がそういうきっかけを作らなくてはならないと感じています。
パソコンやインターネット、ゲームの雑誌は溢れるほどあります。しかし、エレキの基本に触れている雑誌はものすごく少ないです。先に挙げたエレキジャックや電子工作マガジンがそれに相当するのでしょうが、電子工作マガジンはとりあえず良い路線じゃないかと思っていますが(あまり見てないけど)、エレキジャックがマイコンとかのいわゆる現代風に走りすぎている気がしてなりません。最近は特にその傾向が強いです。
アマチュア無線もエレキからの延長というよりは、完全に「運送業界の業務無線」になってしまっています。趣味でやっているにしても、メンコ集め
と比喩されるような事もある通り、純粋に「科学技術に興味を持ってやっている人」はどれだけいるのでしょうか? もちろん、無線のオペレートが楽しいと思っている人を非難しているわけじゃないです。趣味の楽しみ方は人それぞれですが。でも、その「それぞれ」のうち「アマチュア無線技士」の名に直結するような「技士」を楽しんでいる人ってどれくらいいるのか、数えるのが不安な気もします。無線技術、無線工学に興味を持っている人。
テスターを持っていないどころか、同軸ケーブルのはんだ付けすら出来ない人(実は、Mコネのはんだ付けって結構難しいのだ)ばかり。無線機やアンテナを自作している人は一握りの存在。こういう会話が聴けないのは、私にしてみれば本当に寂しい限りです。
夜遅く無線を聴いてみても、以前はどこかしらで聞こえていた「技術談義」は殆ど聞こえません。にぎわっているのはDX Pedittionの呼び倒し軍団くらい。たまに技術っぽい聞こえてきても、「HiFi SSB」という分野の「音質談義」くらいです。中にはオシロやスペアナで信号波形を観測して追及している人もいるようですが・・・ それくらいです。
というわけで、ラジオ作りましょう。
ラジオは奥が深いですよ。
忘れたころに作ると、これがまた新鮮なんです。
なに、資料が無い・・・
では、ちょっと待ってて下さいね。(笑)
「科学」もですか。
私もお世話になりました。私はBWTさんと違って、横道にそれちゃいましたけど。
相変わらず、子どもは理科の実験が大好きですよ。というか、机の上の勉強が嫌いと言った方が正確かな?
うまく誘導してやれば、まだまだ技術立国は大丈夫です。
でも、科学の苦手な人に教わるのではね。小学校は7割くらい文系の教員かな?
by ust (2009-12-03 23:10)
でんじろう先生が元気なうちは大丈夫かな。
やはり、「好きな人」に教わらないとですよね。
熱意というか、やっぱ、違うと思います。
by sawada (2009-12-03 23:23)
私の小学生の頃は,なんと学校内で販売してたんです.中学年の頃に問題になって,校門の外で販売するようになりました.歳がばれる?
by BJB/ひがし (2009-12-04 01:35)
え!ウチは定期購読していたけど、聴いてないよー!
by HOZ (2009-12-04 01:36)
あちきの場合は、二年生まで先生が持ってきてくれた。以後、
廊下、正門内、正門外と変わりましたよ。
途中から学習の方は止め、科学だけにしたけど。
by まさp (2009-12-04 12:43)
僕も「科学」の付録は楽しみでした。おかげで理科をすごく身近に感じてた気がします。今にしてみれば、そのことがすごくよかったと思っています。
「科学」「学習」がなくなっても、子供達に理科や他の学校の勉強に興味をもたせるような(というか子供達の好奇心をかき立ててくれるような)別の環境が存在するなら、問題ないんですけどね…。
by Mさる (2009-12-04 13:46)
みんな「科学と学習」で幼少時代を過ごしたのですね。うちは定期購読で営業(?)が毎月家に持ってきていました。ポスト投函じゃなくて。
私は(自分が好きだってのが大きいけど)、なるべく手作りで出来るおもちゃは自分で作ってます。
キラキラスティックもそうだし、ストロー笛とか、お風呂の水遊びおもちゃとかも。
紙筒に梱包クッション(マシュマロみたいのあるでしょ)で吹き矢モドキして親子で大騒ぎしたり。
きっかけなんですよね。子供は好奇心旺盛ですから、その好奇心を何で刺激するか。
一番まずいと思っているのが、小さいうちからケータイやゲームをやらせてしまう事かな。まあ、ケータイは無いだろうけど、紙をたたんで作ったケータイモドキで、架空のお友達に電話して遊んでます。
ケータイもいまや通話手段じゃないしね。糸電話やトランシーバー(特小)は面白がってました。
今はMIXIのサンボク(嫁がやってる)にだいぶ嵌っていて「なんだかなー」と感じてるんだけど。
by sawada (2009-12-04 15:41)