FT-2000D(6) ファームウエアアップデート [アマチュア無線(FT2K)]
日本向けのFT-2000はファームウエアアップデートが出て無い。
しかし、米国向けでは既に2回のアップデートが行われているらしい。
ここに最新のアップデータが置いてある。
アップデートは2段階で行う。
(1) CPUファームウエア
(2) DSPファームウエア
手順はこの順番でやる必要があるらしい。
まずはCPUアップデートだが、日本向けでは蓋がされているPGMコネクタにCT-119 Programing Cableを繋いで行うらしい。このケーブルでPCのシリアルポートに接続して、あとは手順書どおりに処理してやればOK。しかし、このケーブルは手に入らない。代わりにCATコネクタにDB9ストレートケーブルでPCに繋いでアップデートする方法もあるみたいだ。ただし、この場合はボトムカバーの脚に隠れている穴から基板上の小さなスイッチをOFF→ONに切り替える必要がある。机から引きずり出すのはかなり大変。が、色々と調べていると、そんな苦労はしなくてもCT-119を挿すPGMコネクタのあるピンを処理するとスイッチを切り替えたのと同じ効果があるらしい。これなら机から引っ張り出さなくて良さそうだ。壊したら嫌なので、もっと深く調べてみよう。
DSPのアップデートはCPUアップデートの後にやる必要がある。
この場合はCATコネクタに繋いだPCでそのままできるらしい。
こんな感じで、内蔵キーヤーのバグとDSP周りが改善するみたいだが、日本向けでないファームウエアを入れるのは自己責任になる上に、技適から外れてしまう可能性がある。バンドプランはどうなってしまうのだろうか? 米国向の方が広いので実害はなさそうだが、実はこのオフバンド禁止処理はケアレスミスにはありがたかったりもする。
技適の関係は元々付属装置を付けてデジタルモードでも使うつもりなので、TSSを通せば問題なかろう。が、付属装置ナシではどうやって説明するかが問題になりそうだ。技適のまましらばっくれて申請してもわかりっこないのだが、同じ手間をかけるならきちんと正しく申請したいと思う。
さて、このアップデート、怖さ半分、期待半分。アップデートに失敗するとRIGは起動しなくなるかもしれない。買ったばかりのRIGにこの処置をすべきかせざるべきか、週末の3連休でじっくり考えてみたいと思う。
我慢できずにやってしまたさ。
CPUバージョンは判らないけど、Update完了。
DSPバージョンはCPUをUpdateすると表示できるようになるんだけど、それで表示させるとUpdateしようとしているバージョン番号と同じだった。念のため上書き。
もしかして、自分の個体はDSP最新バージョンだったのかも。大きな違いを感じません。
しいていえば、DNRがちょっとまともになった感じがする。ブリーフィングをあまり感じない。あと、IFを絞ったときのリンギングが少なくなった気もする。DSP関係は今のところ「気がする」程度。
送信系はまったくわかりません。相手いないと差はわからないし。なんでもSSBのP.EQやPROCがまともになるという話だが。SSBしてないから不明。
大きな違いがひとつ。
7000-7300までTXできるようになった。
内部のスイッチを切り替えなくても、PRGコネクタに魔法のプラグを差し込むだけでOKでした。
by sawada (2007-11-21 22:23)
ぼくにもおせーて!
by Atsu (2007-11-21 22:31)