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APRSのリファレンス機「TM-D700」シリーズ [アマチュア無線(APRS)]

APRSのリファレンス機といえば、KENWOODのTM-D700A/Eです。
EU仕様のTM-D700EはRoSE指令の関係でディスコン。残された機種はUS仕様のTM-D700Aのみとなりました。
このUS仕様は送信範囲が日本の規格を離脱した周波数まで広がっているので、国内では簡単に免許が降りません。しかし、正式に免許を下ろす道があるようです。(JAPRSXのWebページを参照)

以前から国内規格のNavitraや国際規格のAPRSに興味を持って実験や運用をしているのですが、最近は国際規格のAPRSに興味を持って色々な実験をしています。しかし、APRS規格の機器が国内では簡単に手に入らないので、PCにTNCを繋いで運用したり、位置送信のみのTinyTrackでの運用が基本。でも、PC+TNCの構成では車からの運用は規模が大きすぎて大変です。かといってTinyTrackでは双方向コミュニケーションが取れません。これ、USから見たJAの問題点(っていうか、疑問点)になっているようです。USからメッセージを送っても、JAからはだれも返事が返ってこないと。よく考えれば当然で、メッセージ返信機能を持っているハードウエアが日本には無い(PCを車に積めば可能ですが)からなんですね。

さて、TM-D700Aを個人輸入して免許申請してやればいいのですが、個人輸入するにも結構なコストがかかってしまうのでなかなか手が出せないのが現状です。中古も国内では出回っていませんし、eBayオークションも日本からではShippingや関税の関係で敷居が高いです。

じゃあ、出来るところまで自作してやれっていう感じで始めたBWTrackですが、これもまたソフトウエアに弱い私には敷居が高くてなかなか進捗しません。見よう見まねでアセンブラで書いてはいますが、ちょっと複雑な処理になるとお手上げです。
一番のネックはメッセージを受け取った後の処理(ACKを返す)。ありあわせの組み合わせですと簡単には実現できないんですね。それに、手元にリファレンス機が無いというのも大きな障害になっています。
※APRSの仕様は幅広く網羅されていて、全部に対応するのは無理。かといって、リファレンスとなっている仕様を捨てるわけにも行かず・・・と、悩みまくりです。

現在の車載機はTM-702D。これもとっても古い機種で1980年代に発売されたものです。マメにメンテしているので基本性能は維持できていますが、これを元気なうちに売りはらって、TM-D700に載せかえるのが一番かなぁと考え始めています。実行は当分先でしょうけど。

やりたいこと沢山で大変です。(無線に限らず)
でも、やりたいことが沢山あるのは、色々な意味で充実している証拠でもあると思っています。
※毎年、年末が近づくと散財する傾向が・・・


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