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ANT魔改造 今週までのまとめ [アマチュア無線(周辺、ANT)]

HFのメインアンテナCREATE 730V-1を改造して、WARCにも出られるようにする作戦。
先週からいじりはじめて、ひとまず第1段階まで到達しました。

構成】
ANT(730V-1) → 平行フィーダー → バラン(チョーク) → SG-239 → 同軸 → RIG

【Try1】
トロイダルコアFT114-43で強制バランを製作。巻き数は少し大目の6T。
・コア発熱でSWR悪化(35Wまでしか入れられない)
・7MHzチューニング不安定
・21MHzでPCにIが入る(キーボードがおかしくなる)

【Try2】
強制バランをやめて、10Φフェライトバー2本並列にUEWを11T平行に巻きつけたチョークに交換。
・7MHz以上ではコア発熱で50W以上入れられず
・3.5MHzは大丈夫
・1.9MHzでもチューンできて、80W出力でローカルとQSO成功

【Try3】
フェライトバーチョークをやめて、FT240-43に2SQ IVを平行にして10TでW1JR巻き。
・100W(SG-239の定格オーバー)で、3.5~29MHzまで発熱無し
・200W短時間もOK(SSBも大丈夫という評価)
・1.9MHzはSWRが2.5までしか下がらなくなった

とりあえず、3.5~29まで全てのバンドでチューンがとれ、コアの発熱も回避できました。

Twitterのフォロワーより、チョークはATUのANT側ではなくRIG側に入れたほうが良いとのアドバイスをいただきました。これも非常に興味深いので、来週はATUのANT側に入れたチョークを取り外し、ATUのRIG側ケーブルにパッチンコアを入れてみようと思います。パッチンコアは手持ちがなくなったので、TDKのZCAT2035-0930A-BKを40個手配しました。


この実験は、730V-1に手を入れず(給電部のバランは無くす)、平行フィーダーとATUで整合を取るシステムが実用になるかを試しています。730V-1のトラップをジャンパーしている例はあります。先端同士を繋いでデルタループにしている例もあります。この「いじらない」のポイントは、エレメントは従来どおり共振状態を維持しているところです。非共振で全てのエレメント長を使う方法(こちらが一般的)と、エレメントは共振しているがハイバンドほど短縮がかかるのと、どちらが効率的であるかを見極めたいがためです。

もう少しでうまくいきそうな。








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コメント 3

ja4mrl

もう一息?

でも今でも十分なような…
by ja4mrl (2012-01-15 18:01) 

BJB/ひがし

AH-4では,コモンモード遮断のために,同軸とコントロールケーブルにチョークは必須でした.
by BJB/ひがし (2012-01-15 18:52) 

sawada

80mで、QRP局とできました。
近県も問題なし。
80mは今までよりも受信S/Nも良くFBです。

CQ出したら立て続けに呼ばれてしまったよ。
by sawada (2012-01-15 19:05) 

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