ハムフェアー2011(報告1) [アマチュア無線]
2011年8月27~28日 東京ビッグサイト
開場待ちの列
今年で見納め? 原会長
A1CLUBブース
終始盛況で、QRPアンテナチューナーは開場後90分で売り切れとなりました。
お手製の20台をメンバーが用意してくれたのですが、このQRPチューナーを求めてくる人が後を絶ちませんでした。再販は未定です。
夜の宴会。
過去最大の37名が参加。メンバーのドネーションによるじゃんけん大会も行われました。
今年もDXからの参加があり、デイトンの報告も行われ。とても興味深い集まりとなりました。
集合写真。
8J1MORSE/1のサービスも会場内で行われました。
アワードのポイントアップに、CWのみならずオールバンドオールモードで対応しました。
レアーな1.9MHzをリクエストしてくる人も。
CWに興味を持つのはハンディキャッパーも一緒です。
四肢が不自由な彼、どうやったらCWでのQSOが実現できるか、A1Clubに相談に来られました。事前にやりとりを行っていまして、当日はデモを通じて可能性の追求を行いました。なんらかの手段を使えば、まずは599BKから、そして訓練次第ではラバスタもできることを確信しました。今後もサポートをしていく予定です。
こちらは恒例の「ナビトラメンバーはKENWOOD前に13時」の写真。
声を掛け合うまでのなく、なぜか毎年決まった時間に集まってきます。
コンパニオンはもちろん、社員の方とも一緒にパチリ。
◎感想
今年の人の入りですが、毎年参加しているメンバーからは「参加できなくなった」と連絡を受けていたこともあり、かなり少なく盛り上がりが苦しくなるかなと予想していました。しかし、その予想も開場と同時に払しょくされました。1日目は昨年より1000人多く、2日目も人の流れが混雑している状態を感じるほどの人数でした。中央通路を人をよけながら行き来するくらいの人数が、日曜の午後になっても続いていました。
メーカーブースの並びに変化が見られました。
いつもは入口入ってすぐのところにKENWOODがありましたが、今年はICOMと交代したようで、入ってすぐはICOM、その奥にKENWOODという並びでした。
また、去年から姿を消した東京ハイパワーは、今年も出展されていませんでした。夜の混信会(誤字じゃないです)では、DXの方から「東ハイは何で出していないのだ」としきりに不思議がっていました。確かにどうしちゃったのでしょうね。
AORはひっそりと小さなブースに人だかりを作っていました。
個人的に目が止まったのはバースタ。バースタもアマチュア無線にデジタルの世界を持ちこもうとして、かなり過激なプレゼンをしていました。配布されていたパンフ(http://t.co/yru2sMO)が面白いです。
プレゼンはビデオに撮影したので、この下のリンクにYoutubeの動画を見てください。コンデジで撮ったので画音質はご了承を。
ところで、このプレゼンは日曜の朝イチ10:10からなのですが、その開始直前にWiRES関係と思われる大きな団体が集合写真を撮っていました。そのため、プレゼンの開始が大幅に遅れていました。撮影はバースタ社員も手伝っていたので公認なのでしょうが、スケジュールの流れを無視したやり方には疑問を感じました。プレゼンが始まると、私のすぐ近くにいた方は全く興味が無いらしく、終始きょっろきょろして落ち着かず暇そうでした。たぶん、ビデオにチラチラと頭がかぶっていると思います。聞いていた人たちの多くは、話が全く理解できていないようで、撮影中にちょろっと見渡したところ、明らかに高齢の方は興味なしという顔丸出しな感じでした。次に続くWiRESのデモが本命なのでしょうが、なんだかなーという印象が強かったです。興味ないなら、ちゃんと見たい人に場所を譲ってほしいなと。
素直に感じたのですが、この時代のテクノロジー(デジタル通信とか)に興味を持っている人は、アマチュアでアクティブな人たち(現在は悲しいかな高齢者がほとんど)には通じない、極端な言い方をすると、デジタルに対しては、保守的で排他的(デジタルなんかいらねー、というか判らないから無視)な扱いをしているのかなと感じています。アマチュアは先進的であるはず。デジタルは時代の流れですから、アマチュアもデジタルを使いこなす、掌で転がすくらいの勢いが欲しいと思いました。メーカーも勘違いしているかもしれません。若い人たちはデジタルが当たり前です。しかし、若いのでスキルも財力もありません。お金を持っている高齢者にプレゼンしても興味なしです。どうすりゃいいでしょうかね?
そのバースタブース。
ブース内はなんかさびしい感じがしました。私が行った時間帯の問題の可能性は高いのですが、係の人とお話している姿があまり見えなかった感じ。去年の私はかなりの時間、視聴しながらアドバイスを貰ったり、技術的ビジネス的な会話もしていた記憶があります。こういうことする人はいないのでしょうかね? 結構面白いのですが。(今年は忙しくて、各メーカーの技術営業イジリは全くできませんでした)
クラブ関係では、中華ハンディが飛ぶように売れていました。物バンドですが、144と430の2種があり、それぞれ5000円。SP/M等のオプションも並んでいました。SP/M端子は4局ピンですが、V/S等との互換はないそうです。一応、日本のバンドプランに合致したモデルと、フリーのモデルの2種。TSSも通せるとのことですが、スプリアス規制が厳しくなってからはどうなのでしょうか。実測した人の話によると、スプリアス特性がかなり悪いとの情報を得ています。いつもならとりあえず1台と行くのですが、買いませんでした。直で買えば5000円で144/430デュアルが買えるのを知っているので。
◎戦利品
東名電子で「ALINCO DJ-G7」を購入。ハムフェアーでRIGの購入は初めてです。
SP/M付きで34800円でした。1200MHzのRIGではかなり安いですね。充電スタンドや乾電池ケースも標準。ソフトケースも付いていれば完璧でした。
奥の方のお店ではテフロン絶縁体を使ったMコネが10個で1300円。熱に強い本物(秋月のは熱に弱い偽物)です。これはお買い得でした。
適当に散歩していて見つけたのが200円のヘッドセット。プラグが切断されているのですが、安っぽいけど実用になりそうな感じだったので、予備も含めて2個ゲット。
最後にお隣のブースで、両端Nコネ付きの5D2Wケーブル2mが500円。2本ゲット。ケーブルもコネクタも日本製で、錆も出ていませんでした。ちょっと長めですが、V/U/Sのアンテナ切り替えに使う予定。切り詰めようかな。
買ってから気がついたのですが、コネクタに2種類ありました。藤倉マークのとTMGマークの2種。片方交換してもらい、藤倉マークのを2つにしました。このお店、面白いものがひっそりと置いてありました。私は買わなかったのですが、RIGデジタルインターフェース(PCのSP/MICをRIGのMIC/SPに繋ぐやつ)の半完成キットが1000円でありました。ちゃんとアイソレーショントランスを入れてあります。接続ケーブル(PC側)も付属。だれも気がつかなかったみたいだけど。
あとは、自ブースで移動運用中アピール旗を1つ。
こんなところです。
◎おまけ
V/Sの「アマチュア無線のデジタル通信ガイド」プレゼン
KENWOODのコンパニオン(1)
KENWOODのコンパニオン(2)
いずれも開場前または直後の人が少ない時に、声をかけて撮らせて頂きました。
1日目の方が笑顔やポーズに余裕がありました。やはり、プロとはいっても一日中の立ち仕事は大変なのでしょうね。
続きは思い出したら追加していきます。
2011-08-29 01:56
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コメント(4)
ううっ・・・ケンウッドのおねいさんが・・・
ヘソ出しだ!
自分が行けない年に限って・・・orz
by 植木屋 (2011-08-30 20:03)
いひひ!
ちゃんと声かけてポーズとってもらいました。
まだ混む前にね。
by sawada (2011-08-30 22:10)
プレゼンの途中で入っていて一眼レフのシャッター音はもしかしたらワタシかもしれない。
by JK1FBA (2011-09-03 10:42)
ハムフェア会場には居ましたが、バーテックスのブースには
行きませんでしたが、デジタル機を展示していたのですね。
今日ハムショップで黒いパンフをもらってきました。
FDMAでは現状のD-STARと同じですが、TDMAになり、レピータも
多重アクセスできるといいですね。他HPでアダプタは容易に
自作できるのか?等の内容も掲載されていました。
by 7K1CRZ (2011-09-04 17:28)