ミニFM [電子工作一般]
実は、「波の数だけ抱きしめて」を初めてみました。
これ、ミニFMを題材にした映画だったのですね。
ちょうど私が高校生のころ、いつだ? 1980年代ですね。
自分がミニFMに興味を持ったときは、ちょうどブームになる2~3年前。
オヤジがどこぞから持ってきたFMラジオ調整用のシグナルジェネレータがあったので、それを引っ張り出してきて、ステレオマルチプレクサを作って外部変調入力に突っ込んだのが始まりだったかな。マルチプレクサはスイッチング方式
38KHzのタイミングでLとRをCMOSスイッチMC4066で切り替えて、半分の19KHzをパイロット信号にして突っ込んでました。不安定ながらもしっかりとFMステレオの電波が出ていました。変調はきちんと75KHz以内に合わせ、出力はいくつだったか・・・ 0dBmくらいだったと思います。
DJをMIXしたくて買ったのがTASCAMのミキサー。
確か、渋谷の楽器屋で買いました。
TASCAM M-06ST
これに、マイク、カセットデッキ2台、レコードプレーヤを繋いでDJテープを作って流していましたっけ。
誰が聞いていたか知らないけど。
しばらくすると新日本無線からNJM2035というワンチップMPX ICが出て、秋月でそれをつかったFMトランスミッターのキットが発売になりました。で、SGからこちらに乗り換え。
バッファアンプを繋いで、軒先ダイポールでやってました。
しっかりとしたアルミケースに組み直し、大きなVUメーターを2つ付け、立派な送信機になりました。
高校の文化祭のときに使いましたっけ。で、校内+αどこでも聞こえるように、アレをゴニョゴニョして、電源はアマチュア無線用を使って、アンテナと送信機の間にはSWRメーターもつながっていたような。どれだけ出ていたかって? そりゃ、ミニFMですから、「著しく微弱な無線局」です。(笑)
そのうち、ミニFMというのが流行りだし、原宿とかで本格的なスタジオができたり、雑誌では映画のように多段中継でエリアを延ばす話とかが掲載され、一気にブームになりました。当然、たくさんの人に聞いてもらいたいからと出力を上げて電波管理局から警告が来たなんていうう噂もでていましたっけ。
で、私はそのころには既に冷めちゃっていて、トランスミッタは高校の部室に置きっぱなしで卒業してしまいました。
ミニFMに限らず、大体ブームになる直前に飽きちゃうんですよね。なぜか。
あのころの構成はどうだったかな。
マルチプレクサはNJM2035で、発振は2SK192、バッファは2SK241だったかな。
それに、2SC945だか2SC2053だかで軽くあおって、2SC1971が最後についていたような・・・ 何しろ30年くらい前の話だから記憶は曖昧です。送信機の写真も、回路図も何も残ってないしね。当時はまだデジカメはありませんでした。
そうそう、このFMトランスミッターキット。秋月でいまだに売っています。当時と変わらず1000円。
でも、基板は秋月ちっくなやつじゃなくて、ちゃんとしたプリント基板になっていました。
これ、だいぶ前に秋葉に行った時に見つけた、懐かしさのあまり買っておきました。で、いちおう組んであります。そのままね。
ミニFMって、最近ではイベントくらいでしか聞きませんが、まだやっている人いるのかな?
コミュニティFMというのがここのところのスタンダードみたいで、ちゃんと免許を受けて10W程度の出力で町内カバーする感じで地域放送をやっていると聞きます。それも、運営破綻の話をちらほら聞きます。いやな世の中です。
話は戻って、映画を見て昔の虫が騒ぎかけてます。
ああいうの、楽しいです。みんなでワイワイガヤガヤ。高校のときは放送部でした。楽しかったよ、本当に。いろいろあったけどね。まあ、映画ほど内容じゃないけど。ははは。みんなどうしてるかな?唯一、1人だけ消息を知っているだけかも。それも最近は年賀状のやり取りだけくらいしか交流無いけどね。
なんか、楽しいことやりたいね。
でも、気が付けばオジサンなんだよなー、俺。(爆笑)
そうそう、ラジオ。
ラジオといえば、IPサイマル放送「ラジコ」が評判よいみたいですね。
でも、やっぱ、ラジオは電波で直接聞かなきゃ。
FMもAMも、そして短波も。
短波・・・
KYOI聞いてたっけ。話によると、あれがBCLブームをおかしな方向に曲げてしまったというのだが、これはよく知りません。私自身は、短波でロックばかりかけているというのが珍しくて、一時期はFMなんかよりKYOIばかり聞いてましたっけ。最初はよくわからない短波ラジオ。オヤジが競馬聞いていたやつ。そして、先輩からもらった八重洲のFRG-7をしばらく使っていました。
ラジオは面白いよね。
聞くのも、放送するのも。
これ、ミニFMを題材にした映画だったのですね。
ちょうど私が高校生のころ、いつだ? 1980年代ですね。
自分がミニFMに興味を持ったときは、ちょうどブームになる2~3年前。
オヤジがどこぞから持ってきたFMラジオ調整用のシグナルジェネレータがあったので、それを引っ張り出してきて、ステレオマルチプレクサを作って外部変調入力に突っ込んだのが始まりだったかな。マルチプレクサはスイッチング方式
38KHzのタイミングでLとRをCMOSスイッチMC4066で切り替えて、半分の19KHzをパイロット信号にして突っ込んでました。不安定ながらもしっかりとFMステレオの電波が出ていました。変調はきちんと75KHz以内に合わせ、出力はいくつだったか・・・ 0dBmくらいだったと思います。
DJをMIXしたくて買ったのがTASCAMのミキサー。
確か、渋谷の楽器屋で買いました。
TASCAM M-06ST
これに、マイク、カセットデッキ2台、レコードプレーヤを繋いでDJテープを作って流していましたっけ。
誰が聞いていたか知らないけど。
しばらくすると新日本無線からNJM2035というワンチップMPX ICが出て、秋月でそれをつかったFMトランスミッターのキットが発売になりました。で、SGからこちらに乗り換え。
バッファアンプを繋いで、軒先ダイポールでやってました。
しっかりとしたアルミケースに組み直し、大きなVUメーターを2つ付け、立派な送信機になりました。
高校の文化祭のときに使いましたっけ。で、校内+αどこでも聞こえるように、アレをゴニョゴニョして、電源はアマチュア無線用を使って、アンテナと送信機の間にはSWRメーターもつながっていたような。どれだけ出ていたかって? そりゃ、ミニFMですから、「著しく微弱な無線局」です。(笑)
そのうち、ミニFMというのが流行りだし、原宿とかで本格的なスタジオができたり、雑誌では映画のように多段中継でエリアを延ばす話とかが掲載され、一気にブームになりました。当然、たくさんの人に聞いてもらいたいからと出力を上げて電波管理局から警告が来たなんていうう噂もでていましたっけ。
で、私はそのころには既に冷めちゃっていて、トランスミッタは高校の部室に置きっぱなしで卒業してしまいました。
ミニFMに限らず、大体ブームになる直前に飽きちゃうんですよね。なぜか。
あのころの構成はどうだったかな。
マルチプレクサはNJM2035で、発振は2SK192、バッファは2SK241だったかな。
それに、2SC945だか2SC2053だかで軽くあおって、2SC1971が最後についていたような・・・ 何しろ30年くらい前の話だから記憶は曖昧です。送信機の写真も、回路図も何も残ってないしね。当時はまだデジカメはありませんでした。
そうそう、このFMトランスミッターキット。秋月でいまだに売っています。当時と変わらず1000円。
でも、基板は秋月ちっくなやつじゃなくて、ちゃんとしたプリント基板になっていました。
これ、だいぶ前に秋葉に行った時に見つけた、懐かしさのあまり買っておきました。で、いちおう組んであります。そのままね。
ミニFMって、最近ではイベントくらいでしか聞きませんが、まだやっている人いるのかな?
コミュニティFMというのがここのところのスタンダードみたいで、ちゃんと免許を受けて10W程度の出力で町内カバーする感じで地域放送をやっていると聞きます。それも、運営破綻の話をちらほら聞きます。いやな世の中です。
話は戻って、映画を見て昔の虫が騒ぎかけてます。
ああいうの、楽しいです。みんなでワイワイガヤガヤ。高校のときは放送部でした。楽しかったよ、本当に。いろいろあったけどね。まあ、映画ほど内容じゃないけど。ははは。みんなどうしてるかな?唯一、1人だけ消息を知っているだけかも。それも最近は年賀状のやり取りだけくらいしか交流無いけどね。
なんか、楽しいことやりたいね。
でも、気が付けばオジサンなんだよなー、俺。(爆笑)
そうそう、ラジオ。
ラジオといえば、IPサイマル放送「ラジコ」が評判よいみたいですね。
でも、やっぱ、ラジオは電波で直接聞かなきゃ。
FMもAMも、そして短波も。
短波・・・
KYOI聞いてたっけ。話によると、あれがBCLブームをおかしな方向に曲げてしまったというのだが、これはよく知りません。私自身は、短波でロックばかりかけているというのが珍しくて、一時期はFMなんかよりKYOIばかり聞いてましたっけ。最初はよくわからない短波ラジオ。オヤジが競馬聞いていたやつ。そして、先輩からもらった八重洲のFRG-7をしばらく使っていました。
ラジオは面白いよね。
聞くのも、放送するのも。
お呼びでございますか?
たまにはあってのみましょう。
しみず
では
by R.SHIMIZU (2010-07-11 07:17)
無線LANを使った、私設のIPラジオ局ってないですかね。
あくまでも電波の使用にこだわって。
それにしても、なかなかいいトランジスタですね。
by WPJ (2010-07-11 19:40)
なぜか私もいまさらBCLしてみたくなって,
TECSUN S-2000というラジオ,ネット通販で買ってしまいました.ICF-5800,ICF-5900をデジタル周波数直読にしたみたいな感じ.この手のラジオ,国内メーカではまったく製品がなかったりします.だから“ちょっとBCL”ってわけに行かないんです,最近は….
で,AirBandがオマケ的に付いていて,この周波数帯,私の好みなのでますますおもしろがって遊んでます.
455kHzの出力なんてのもあって,これは,国際デジタル短波放送DRMのデコードもできたりして.フェージングも雑音もない短波放送って,すさまじく異次元です.
by KM3 (2010-07-12 13:21)
中華短波ラジオに手を出そうと思ったのですが、どうしてもソニーラジオにこだわりがあって。7600は一度直して調子よくなりましたが、また不調に。もう少し大きいのが欲しいなと思ったのは、先日、BSで映画を見たというのはウソではありません。大きなスピーカーは、やはり聞いていて心地よいのです。
S-2000、結構なお値段ですね。
横型のフォルムは、アレそっくりですね。型番忘れましたが。
by sawada (2010-07-12 13:34)
ICF-6800だ。
http://f2.aaa.livedoor.jp/~radio/siryou/sonybcl.htm
こんなところを見つけました。
by sawada (2010-07-12 13:35)
わ~い!
仲間が居た居た!
ここにも「中華」なラジオ、S-2000がありますよ~!
オマケで付いて来たループアンテナが予想外に
調子良くて、そっちに感激しました。
丸いアナログメーターやジャイロアンテナなんて、
あの頃を思い出させてくれます。
「マニアなおぢさん」には堪らない逸品です。
by 植木屋 (2010-07-12 20:07)
うちら、思いっきりBCL・エアチェック世代!
やるか!
by sawada (2010-07-12 20:17)
> KYOI聞いてたっけ。話によると、
> あれがBCLブームをおかしな方向に曲げてしまったというのだが、これはよく知りません。
初耳でした。
どんなこと言われてるんですか?
by たろう (2010-07-13 20:06)
私もよく知らないんです。
KYOIがBCLの本質を曲げたと。
確かに一日中POPs&ROCK流していたのは衝撃だったが。
後に J-WAVEがその流れを持って行った気がするけど。
ミーハーが増えたって事じゃないかな?
ほら、昔からやってる人に言わせると、ミーハーな新参者って嫌われるじゃん。あのたぐいかと。
某巣鴨系の人が言っていた希ガスHeNeArKrXe
by sawada (2010-07-13 20:18)
はじめまして。
ミニFMブーム、BCLブームをリアル・タイムには知らない世代ですが、ミニFMの話が好きなので、愉しく読ませていただきました。
今でもミニFM局を運営したり、ミニFM的な活動をしているかたはけっこういらっしゃるようです。学生から当時のブームを知ってる人たちまで、世代は幅広いようです。
ウチのブログに東京のミニFM局のリストを作成中で、暫定版を公開しておりますので、お手すきの際にでもご笑覧ください。
by MasaruS (2010-07-26 21:40)
MasaruSさん、すばらしいサイトのご紹介ありがとうございます。
ミニFMのブームは30年位前でしたが、いまだに健在なのですね。
調べてみると、音質にこだわった局も多数存在するようで、とても楽しそうです。
秋月のトランスミッターを組み立てたので、音質Upにチャレンジしてやってみようかな。今はPCが送出に使えるので楽ですね。以前はテープに番組を作って流していましたが、リアルタイム編集ですから、当然のように実時間以上かかりました。
by sawada (2010-07-26 22:01)