FMワイヤレスマイク

部品整理をしていたら、いつ買ったか忘れていた秋月のFMワイヤレスマイクキットが出てきましたので組んででみました。組み立てて周波数を合わせるためにコアを回したら、案の定、パキンと音を立てて割れてしまいました。しかもボビンごと。そこで、手持ちの7Kボビンに手巻きして作りました。4回巻きしたら周波数が低くなりすぎて60MHz台に。3回巻きでは発振停止。うまくいきません。結局、4回巻きして、調整コアを半分に割って、共振コンデンサを10Pから8Pにしてうまくいきました。シールドケース入りのコイルなので安定しています。

黄色いリード線はアンテナではなく（アンテナは立っているロッドアンテナ）アースです。
アースの有無で安定度が変わりました。

そのほか、電波がかなり弱いみたいなので、アレをコレして改造してあります。（表からは見えない改造です）

このワイヤレスマイク、何に使いたいと思ったかですが、ビデオカメラのワイヤレスマイクに使えないかなと考えたのです。市販のワイヤレスマイクはとても高く（ラジオマイクというカテゴリーがありますです）買えません。かといって、怪しいワイヤレスマイクに手を出すのもつまらない。というわけです。
30m位飛んでくれるとうれしいです。

受信はポケットラジオ。
イヤホン出力からXLRに変換するケーブルを作らなくてはAX2000には繋がりませんけど。


ワイヤレスマイクですが、おもしろい活用方法を知りました。
キッザニア知ってていますか？　子供が仕事体験をするテーマパークです。ここ、大人は暇なんですよね。アトラクションの中には子供しか入れないため、大人たちはガラス越しでビデオを撮ったり写真を撮ったりしています。ビデオを撮るにしても子供はガラスの向こう側。声は聞こえません。ここでワイヤレスマイクなのだそうです。子供にワイヤレスマイクを持たせて、その音声をビデオカメラの音声入力に入れるのだそうで。しっかりと中の様子が聞こえておもしろいそうです。
ビデオ用のワイヤレスマイクは、しっかりしたものはプロ用しかなく、どれも数万円（しかも、この値段は送信側だけです）もします。民生用ではBluetoothを使ったものが出ていました。セットで2万円程度。これなら手が出そうですね。でも、1万円を超えるとちょっと大変なのは確かです。

ワイヤレスマイクロホン　ECM-HW2　（100m飛ぶ）
http://www1.jp.sonystyle.com/Qnavi/Product/ECM-HW2/
アクセサリーシューに乗る形で良さそうなのですが、電源をカメラからもらうシステムだったとしたらNGだな・・・
→調べたら、やはり、ビデオカメラ本体のアクセサリーシューから電源をもらうようです。よって、対応機種以外では使えないみたいです。残念っ！

ワイヤレスマイクロホン　ECM-AW3　（50m飛ぶ）
http://www1.jp.sonystyle.com/Qnavi/Product/ECM-AW3/
汎用性が高いけど、飛距離に余裕がほしいな・・・
一応、こちらも双方向会話ができるみたいです。カメラ側からマイク側への音声も届きます。マイク側にイヤホンをつけておけるみたい。キッザニアで使ってみたいな。