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MFJ-1026 ノイズキャンセラー (40mでも効果を確認) [アマチュア無線(周辺、ANT)]

40mでのノイズキャンセリング効果を確認しました。
有効なのはインバータノイズと思われるでローカルノイズで、バンド内に点在しているザーっというやつです。
デジカメ撮影なので差がわかるかどうかですが・・・



右下の▲ボタンをクリックして、HQモードでお試しください。
画質だけでなく音質も良くなるので、ノイズの具合が判りやすくなります。
ヘッドフォン視聴を推奨。

MAINアンテナは730V-1、AUXアンテナはBB6Wです。
BB6Wはタワーのステーに沿わせてL型に張ってあります。

ノイズがキャンセルできる設定は以下のとおりでした。

PRE-AMP : ON
AUX GAIN : 10
FREQ : HIGH
PHASE : 7
PHASE : NORMAL
MAIN GAIN : 8-10

PHASEはノイズが聞える周波数によって微調整が必要でした。

最初はCWモードでAMP1-ON、VRF-ON、WIDTHは500Hzから1メモリ右です。少し広め。
AUX GAINを上げてPHASEを回すとノイズがすっと消える場所が見つかります。

最後の方はAMモードにしてノイズを聞きやすくしてみました。

なお、MFJ-1026はFT2KのRX IN/OUTに割り込ませています。
ANT-RXボタンでONにするとMFJ-1026経由、OFFでMAINアンテナ直結です。


ここまでで、160m、40mでの効果を確認できました。160mは驚くほど綺麗にノイズが消えます。
80mはアンテナの関係か、効果が確認できていません。

基本的にローカルノイズに効果があるようです。
遠くからくる空間ノイズは難しいみたい。AUXアンテナ次第という感じはしています。

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コメント 4

Atsu

レポート参考になりますMNI TNX!
7メガでも効果が確認できたようですね,やはりノイズ用アンテナがネックのようですね.
ただ,良いポイントを探して各種ボリュームを調整するのが大変そうですね.調整しているうちに大事な珍局が逃げてしまいそう・・・(汗
by Atsu (2009-02-04 00:29) 

sawada

闇雲にNULLを探すと大変ですが、コツを覚えればそんなに難しくないです。また、周波数をCWからSSBと大きく変えた利、ノイズの種類(元)が変わると調整が必要な感じ。
ノイズレベルがMAIN<AUXだと調整しやすいです。逆の場合はAUXをGAIN MAXにして調整します。動画はその状態。

人工ノイズは聞こえる周波数がほぼ一定していますから、設定値をメモしておくのが基本みたいです。Manualの巻末は設定値の表になってるくらいです。

珍局用に使えなくは無いですが、のんびり静かにラグチューするほうが適していそうです。

とにかく慣れないとまったく使い物にならないです。最初はノイズはまったく消えませんでした。理論は判るが、本当に効くのかと疑ったほど。そのわりには中古放出は無いんですよね。マユツバに感じて手を出さないからかな?


by sawada (2009-02-04 08:42) 

JG1XLZ

 ザーというノイズが、スイッチのオンオフでS2つ位減っているようですね。SSB用の広いフィルターでも同じような効果でしょうか?
 また、インバーター以外の、パルスが尖っていないようなノイズに対しての効果は如何でしょうか?
  原理的には消えるはずですが、皆試してみては諦めてしまう結果が多かったので、興味深く拝見しました。
 私の所もノイズが多く、7MHzでは常時Sメーターが9振っており、
参考とさせて頂きます。

by JG1XLZ (2009-02-04 13:26) 

sawada

XLZさん、すごいアンテナをお立てになったのですね。Web拝見しました。
ノイズとの戦いは永遠です。

さて、動画で紹介した状態ではSで2ルの変化(6dB)となっていてその通りです。CWの狭い帯域よりもSSBの広い帯域の方が効果がわかりやすいです。そのため、普段は500Hzに設定しているIF-FILTERを1~2KHzにして評価しています。

今のところ消せているノイズはインバーターノイズのようなブーンといった周期性のあるノイズ。ホワイトノイズ(ざー)はなかなか落ちません。確かに原理的にはキャンセル出来るはずなのですが、位相ずれが激しく変化しているのかもしれないです。ホワイトノイズ系は広帯域でランダムですから、その位相変化も激しいのではないかと考察しています。
AUXアンテナは最適化の余地がありますので、今後も実験を継続します。AUXアンテナに入ってきて、MAINアンテナに入ってこないノイズというのもあり、その成分は消すことができません。よって、たとえ両方のアンテナに入っているノイズが消えたとしても、今度はAUX側でのみ入っていたノイズが上乗せされるという現象が起きます。MAIN(X+A+B)-AUX(A+B+C)ですと、目的信号Xのみならず、Cが残ってしまうわけですね。

消したいノイズは何か、それはどこから来ているのか、どうやって捕らえるのか、これらを考えながら、ノイズアンテナの設置や調整方法を追い込んでいます。

使い方は難しいですが、非常に興味深いシステムだと感じています。当分遊べそうです。


by sawada (2009-02-05 18:38) 

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