(有)FCZ研究所が解散 [アマチュア無線(QRP)]
ショッキングなニュースが舞い込んできました。
※詳細はCirQ.024にて。
FCZ研究所
寺子屋キットでおなじみの(有)FCZ研究所は10月1日付けで有限会社を解散したそうです。
でも、しばらくは「FCZ研究所」として個人での活動は継続されるとの事。
#実は、私のWebサイト「BWT Lab.」の名は、FCZ研究所に憧れてつけたのです。
#英文字3つはどちらもコールサインのサフィックス、Lab.は研究所を意味します。
MIZUHOのときもそうでしたが、「電子工作」に目を輝かせる子供達が減ったからでしょうね。
そして後継者、つまり志を受け継ぐ者が居ないというのは寂しいものです。
私が電子工作に目覚めたのは小学生の頃。「乾電池と豆電球」が始まりでした。、
初ラやラ製の製作記事には、FCZの大久保さん、MIZUHOの高田さんの記事が沢山並んでいました。
どちらも身近で作りやすく、子供の頭にもなんとなく理解できるような書き方でした。
実際に記事を見て製作した物は極少数でしたが、毎月その雑誌はボロボロになるまで読んでいました。
これらの雑誌が廃刊になって久しいです。
実は私も最近になって、雑誌に製作記事を(たまに)書いています。
HAM仲間のお誘いで始めたのですが、記事を書くというのは、単に自作を楽しんでいるのとは比べ物に
ならないくらい大変なのを知りました。誰でも確実に手に入れられる部品で、誰でも確実にに作れるもの
でないとならないからです。しかも、安価にという条件も。
今はインターネットも通販も普及しているので、部品の入手はさほど困りません。それこそ海外からも
簡単に部品を入手できます。しかし、「再現性のある回路」というのが一番難しいです。
付録のプリント基板にしても、半田付け初心者がパターンをを壊してしないようとか、部品配置がやり易い
ようにとか、仕事でやっている設計とはまた違った気の使い方が必要でした。
こういうことをずっとやられていたのかと思うと、本当に頭が上がりません。
大久保さんや高田さんの志を受け継ぐなんていう大それたことは私には到底無理ですが、この気持ち
だけでも少しでも多くの人に伝えられたらいいなと思います。
お金を出せば何でも買える今でこそ、できれば子供達に電子工作の楽しさを知ってもらいたいです。
沢山の夢をありがとう。
そして、これからも宜しくお願いします。
sawadaさん はじめまして。
たまには自分のエリアを離れて、違うカテゴリーへ・・・・と、やってきました。 FCZのキットはアンテナを含めてずいぶん楽しませていただきました。 無線をやめてからずいぶんと時間が流れましたが、そうですかぁ、会社たたまれたんですね。 秋葉原へ行けば無線機に触れる!♪そんなワクワク感は中学時代に覚え、TRIO 599シリーズはヨダレを垂らして見てましたっけ・・・懐かしいです。 古い話ですがコールはJ●1JPKでした。
FCZのコイルは本当に助かりましたっけ。 仕事でも良く使いました。
何だか懐かしさだけ先行してしまい取り止めもないコメントに m(__)m
by 風 (2007-10-04 22:42)
I AGREE WITH YOU.
Masa p
by まさ (2007-10-05 12:19)
Thank you bouther.
The Electronics, DIY, Outdoor and other Crafts...
"MAKING" is very funny , Enjoy together!
by sawada (2007-10-05 12:52)
澤田さん。blogでは、はじめてですね。
FCZは、閉店したんですか。
どうりで、今年のハムフェアで販売を見かけなかったわけですね。
ちょっと、さびしいですね。
by pmf (2007-10-08 22:46)
H川さん、その節はども。こちらでも宜しくお願いします。
#CALLナシでリンク張らせていただきます。
これでMIZUHOとFCZという日本を誇る(と私は勝手に思ってる)2大メーカーが消滅の道を進むことになってしまいました。 MIZUHOやFCZのキットを扱っているキャリブレーション、こちらはどうなっちゃうのでしょうか? キャリブレーションはライセンスを受けてキット等を販売されているので今あるものはそうそうなくならないでしょうが、新しいものは出てこなくなるのかと思うと、さらに寂しくなってしまいます。自作魂に再点火したばかりの私としては、本当に寂しくてなりません。
さて、ネットも普及したおかげで、ガレージキットの入手は楽になりましたね。貴田電子設計なんてがんばっていると思います。こういうのて海外のほうが多いので、私も海外のキット等に手を出すこともあるのですが、送料や手間が国内に比べて面倒なのがなんとも言いがたいところです。
by sawada (2007-10-09 14:11)