SSブログ

ピコ6でQSO [アマチュア無線(QRP)]

そういうわけで、メインの897は入院しました。
実際には修理と言うよりは調整でしょう。

日曜の夜はピコ6ラインでSSBとCWに出られるように準備。
ラックの済みに追い出されていたMX-6ZとPL-6(5Wアンプ)を引っ張り出してきて、ダミーロードを繋いでテスト。本体は規定どおりの250mWが出ていましたが、アンプは2W強の出力しか出ていない事が判りました。
PL-6を分解し、ついでなので各部をハンダで補強。バイアス調整をして、5個あるトリマコンデンサを順に調整。規定の5W出るようになりました。

なんて事をしていたらWebチャットでIZWさんからお呼び出し。「もうすぐ調整が終ります」と伝えて、調整完了後に50MHz CWで出てみることに。
相手は50MHzのアンテナが無いので、7・21・28MHzのV-DPにムリヤリ乗せているとの事。20Wで送信してもらうと、こちらにはRST=519で入ってきました。こちらからの5Wの電波もRST=539で綺麗に聞こえている様子。でも、周波数安定度が悪くて、どんどんずれていくようです。周波数ズレは相手に追いかけてもらうことに。

キーヤーは以前製作したJA1HHF日高OM設計のOIKey-F84。とても使いやすいです。もしかしたら、フィーリングはRIG内蔵Keyerより良いかも。サイドトーンは外してあったので、サイドトーン用ブザーの配線を元に戻しました。
ピコにはブレークインは無いので、マイクを接続。送信時にはマイクのPTTボタンを押しながらキー操作します。これがけっこう大変。ブレークインに慣れているとよけいにです。

さてさてじっさいのQSOですが、AFフィルターを繋いでいるとはいえ、かなり大きなノイズの中に聞こえるCW信号。耳が辛いです。長時間はジャージャーノイズで難聴になりそう。
相手が出力を10Wに落としたらぎりぎり聞き取れるRST=419に。聞き取れますが、ノイズの性で耳がおかしくなりそうです。12Wまで挙げてもらってやっと519。最後に50Wフルパワーで出してもらったらRST=579といい感じになりました。

最近の無線機は良くできてます。S/Nも良いですし、各種ノイズ低減機能が良く効きますから。周波数も安定しているし。(FT-897DMはTCXO=温度補償水晶発振器)が入っています)
改めて897の性能を実感しました。

あとで考えてみたら、QRPでのCWは初めてでした。
CWこそQRP向きなので、今後もチャレンジしてみたいと思いました。
エレクラフト社のK1とかも作ってみたいな。でもキットに3万だすなら817買っちゃうかもしれない。どうせ作るならミズホのQP-7をベースに作ってみるのも楽しそうと思ってます。受信部はどうしようかな。せめてシングルスーパーにしたい。いや、アマチュア的にはDCかな。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

FT-897DM入院桜の開花は延期? ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。