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無線用サブバッテリーがダメ(寿命)になったので [アマチュア無線]

2週間くらい前から無線用に積んであるサブバッテリーが寿命を迎えていました。
充電器で充電しても1週間後にはピーピーと警告音が鳴りっぱなしに。
ハムフェアーに行くときも鳴っていたので、出発まで充電してから出たのですが、日中駐車場に止めておくだけでピーピー言い出すようになっていて完全に駄目になっていました。

使っていたのは20Ahのシール鉛バッテリーです。
秋月で買ったLongブランド。約3年の寿命でした。

かねてから計画していたサブバッテリーのLi-ion化を行いました。
普通の人にはできませんので何を使ったか等の詳細は書きませんが、LFPを採用しました。
LFPは4直で鉛バッテリーとほぼ同じ電圧になります。セル当たりの動作電圧は2V~3.7Vで、4直で最大14.4Vになって鉛バッテリーと互換です。しかし、最大電圧まで充電したくない理由がありました。

サブバッテリーアイソレーター(簡易型)はセルスターのIS-330です。
鉛バッテリーを繋ぐには電圧降下が大きいので内蔵してあるダイオードをショットキーバリアダイオードに交換していました。電圧降下は約0.2Vです。
これをシリコンの普通のものに戻しました。電圧降下は約0.5~0.6Vです。これで、車両電圧の最大値14.4Vから0.5V下がって13.9Vが最大電圧になります。ほぼ目標値。これで容量は最大の70~80%程度のSOCになるので都合が良いです。なぜ満タンにしないのかはセルバランス問題に起因します。

内部抵抗が非常に低くサイクル寿命が超長いLFPにしたことで、これで車を廃車にするまでうまくしたら交換不要なはず。温度条件があるとはいえ鉛よりも長く、通常のLIBよりもかなり長い寿命が期待出来ます。
ちなみにSOC=60%程度の状態で50Wフルパワーで送信しても0.1V程度しか電圧は落ちませんでした。
充電の電流制限は入力のシガーソケットケーブルの内部抵抗で問題ないようです。10A以上流れることは無くヒューズも大丈夫みたいです。ダメなら0.1Ω程度入れるつもりでした。

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R.SHIMIZU

うちのも充電しないんだよね。
結構困ってるんですよ。
乗らないときは何時も充電してます。(爆)
by R.SHIMIZU (2015-08-24 18:45) 

sawada

IS-330に入っているダイオードはVFが1.0V程度の物です。これをVFが0.2V台のショットキーバリアダイオードに交換していました。電流容量を考慮して選定します。
交換は形状が全く違うので工作が必要です。

本当はオルタネーターのところでメインとサブに分けるべきですが、簡易型なのでしかたないですね。

by sawada (2015-08-24 23:34) 

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