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2015年1月5日からのアマチュアバンドプランがJARLに載りました [アマチュア無線]

すでに報道されているとおり、年明けの1月5日からバンドプランが大きく変わります。
JARLのWebにもわかりやすい図表が掲載されました。

bandplan.PNG
画像は冒頭部分のみです

詳細はこちらからPDFでダウンロードできます。
http://www.jarl.org/Japanese/A_Shiryo/A-3_Band_Plan/bandplan20150105.pdf

概要説明(変更のポイント)も併せて読みましょう。
http://www.jarl.org/Japanese/A_Shiryo/A-3_Band_Plan/updated.htm


これによると、人気のHF帯である7MHzでは、CW専用が7030まで広がり、CWとデジタルの兼用は7045までになります。また、SSTVは狭帯域デジタルの所には出られませんので、画像区分を含む7045から上になります。SSTVが実質的に出られるのはLSBのキャリアポイント相当で7048からになります。

SSTVは下限の7033に良く出ていたことから、そのままシフトして7048あたりに出てくるのでしょうか。
SSBとのトラブルが懸念されます。

RTTYやPSKといった狭帯域デジタルは、DXとの通信に限り7045以上でも使えるとなっています。国内同士は7030~7045の範囲または全電波形式の7100以上になります。

7025~7030に出ていたRTTYやPSK31、7033をCalling周波数にしていたSSTV、7035から7045に出ていたアワードサービス(道の駅等)は、今までの常識周波数では運用できなくなるので要注意です。ここはCWと狭帯域デジタルに割り当てられます。

バンドプランは電波法の一つなので、指定区分を離脱すると法令違反になってしまいます。
区分の境界では、スペクトラムが下側にはみ出す事は許されないので、占有帯域幅を十分に理解した上で周波数を設定する必要もあります。(アマチュアバンド外へのはみ出しは上下共に許されません)

★D-STARのAPRSゲートウエイやC4FMのデジタル呼び出し周波数(推奨)が記載されました。

digital.PNG

これは法令では内容でJARLの推奨周波数のようです。
51.300、145.300、433.300の3つが指定されています。

今はD-STAR専用のように使われていますが、1/5以降はD-STARだけでなくC4FMも(ALINCO、AORも)この周波数を呼び出し周波数として活用しましょう。この周波数でのロールコールはやめましょうね。呼び出し周波数です。




この改訂、知っている方はどれだけ居るでしょうか?
CQを定期購読している人は今月19日発売の1月号に載っていると思うので、それを見れば気がつくでしょう。
JARLに入会していればJARL NEWSやメールマガジンで知ることが出来るでしょう。
では、JARLに入っていなくてCQも定期購読していない人は・・・ SNSや個人Blogで偶然知れればラッキー。ほとんどの人は知らずに年を越すのではないかと感じています。

JARLのメルマガはJARL非会員でも配信してくれれば良いのですけどね。特にこういう重要な情報だけでも。
こういうサービスが会員拡大のきっかけになるとも思えるのですが。

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