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パワードスピーカー(キーボードアンプ) [電子工作一般]

Powered_SP.jpg

秋月のデジタルアンプモジュールとスピーカーを使いました。

10W+10WステレオD級アンプモジュール(USBI/F付き)
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-02404/

8Ω10W広帯域用スピーカー
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-06275/

デジタルアンプは改造して、アナログ入力対応にし、電源はDC/DCを外して12V入力にします。
USB DACは無視。使いません。

このままだと最大出力を出すには入力感度が不足します。
データシートによると最大出力(9W, 10% DIST, 8Ω)を出すには入力に0.7Vrmsが必要ですが、一般の機器は-10dBvが多いので最大出力を出せるまでドライブできません。よって、20dBのアンプをNJM4558DDで組みました。

さらに、ステレオ構成ですが楽器を繋ぐのに便利なようにしました。
標準フォンプラグを2本とも差せばステレオに。どちらか片方に繋ぐとモノラルをL+Rに分配するようにしました。さらに3.5 STEREOジャックもつけて、ここにスマホ等を繋ぐとそのままステレオ再生できるようになっています。3.5ジャックと標準フォンはMIXされません。

電源は12VのACアダプタです。
アンプの効率がとても良いので、1A出力のACアダプタでも大丈夫っぽいです。

Powered_SP_sch.jpg

R103とR203はポップノイズ対策です。
これでも電源ON/OFF時にポップノイズが出ますが最小になっています。
この抵抗がないと強烈なポップノイズが出てしまいます。電源電流は一瞬2A以上流れ、SPのコーンは大きく前後します。これでは壊してしまいます。カップリングの10uと1Kで16Hzが6dBダウンになります。低域側の帯域としては十分ですね。ここの抵抗は小さい方がポップノイズは小さくなります。

組み上げてからの対策なのでこうなりましたが、本来はアンプモジュールのMUTE端子を遅延制御してやるのが良いでしょう。しかし、OFF時のノイズは取り切れませんから、今回の対策と併用する必要があります。

さて、組んでみたらACアダプターを使うとハムが乗ります。
OP-AMPで作った20dBアンプの感度が良すぎるみたいで、シールド線もけちったことも有り、ノイズを拾ってしまうようです。ケースはプラスチックですから、ようするにアースが不足して居るみたい。端子のGND側に触れるだけでハムノイズが激減するので、内側底面に金属板でも敷いた方が良さそうです。アルミホイルでも敷いてみようかな。


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sawada

音がかなり割れるレベルになると、デジタルアンプのプロテクターが働いて音が出なくなります。音量を絞れば復帰します。
PEAK LED付けた方がいいかな。そんな感じ。

by sawada (2014-10-12 14:02) 

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