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WIRES-XアナログノードでのPTT(送信)ばたつき対策 [アマチュア無線]

アナログFMでWIRES-Xノードを立てています。例によって1200MHzのアナログFMです。
ルームに接続していてワッチしていると、交信している局の電波が安定せずに音声が途切れ途切れになるときがあります。モービル移動局では仕方ないことですが、この音声が途切れるのと同期してノードのPTT(送信)が激しくばたつきます。同じ交信を違うデジタルノードでFT1Dを使って受信していると、音声は途切れますが送信は継続しているようです。

八重洲無線にはレポートして要望を出して返信も来ましたので、近いうちにノードソフトウエアで対応されると思いますが、その前に簡単にハードで対策ができることに気が付いたのでやってみました。

HRI-200とIC-911Dを繋ぐ6pinケーブルの間に、47μFのコンデンサを入れるだけです。
私はMiniDIN-6のオスとメスが手持ちにあるので、15cm程度のストレート延長ケーブルを作って、間にコンデンサを追加しました。これをHRI-200付属のケーブルに割り込ませます。

PTTライン(3pin)とGNDライン(2pin)にパラレルになるように入れるだけで、(IC-911Dでは)PTTがONからOFFになった後も1秒弱PTTを保持します。コンデンサの容量は繋ぐRIGによるとおもうので、1秒程度になるように調整すると良いでしょう。

これにより、PTTがばたついても1秒以内のばたつきは送信を継続するので、アナログFMでワッチしているときのバサバサと頻繁に途切れる不快感と、ノードRIGのPTTを保護することに役立ちます。

うちでは起きていないと思うのですが、リバウンド現象の対策にも同じような簡易な回路が使えると思います。もし、リバウンドが指摘された場合はやってみようと思います。

※リバウンド
ノード局が送信を終了した後にRIGは受信状態になるのですが、その瞬間にスケルチが不安定になって一瞬電波を受信したのと同じ状態(スケルチオープン)になり、ネットワーク側に無変調を一瞬流してしまう現象です。
WIRES-Xでも問題が多発しており、特にHRI-200とFTM-400Dをアナログモードで運用している場合に起きるようです。この運用形態の場合は、FTM-400DをHRI-200モード(操作をHRI-200+PC側に全て渡す)で起動しておけば問題は起きないそうで、通常のモードで繋いでいるとリバウンドが起きてしまうようです。
従来のFM機に繋いでいても起きる場合があるようです。


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