ALINCO DJ-G7はWIRESに使えない

最新のファームウエアでてっきり直っていると思っていたのですが、直っていませんでした。

　TONEまたはTSQを使いながらDTMFを出すと、TONE送出が切れてしまう

つまり、殆どのアナログWIRESノードでアクセスに必須とされているTONEを出しながらコマンドが打てないのです。コマンドが打てないと言うことは、任意のノードやルームへのリンクができないと言うこと。ちなみに1桁は打てるので切断コマンドの＊だけは出せます。

現行機種で唯一の1200MHzハンディ。
WIRES-Xのノードを混雑しているV/Uを避けて1200で立ててみたのですが、TSQを掛けた運用ができないことがわかりました。

では、DCS（デジタルコードスケルチ）ではどうか？
ノードの無線機にしているIC-911DはDCS非対応でした。
使えません。

当面、roomへの常時接続はやめてTONE無しでノード運用をしてみます。
誰も居ないので混信は起きないと思いますが、念のためです。
roomやn2nの接続タイムアウトは15分を設定しておきましょう。

～～　1200MHzでWIRESができる無線機　～～

IC-9100/D
　DATA端子あり
　1200MHz可能（オプション）

IC-911/D
　DATA端子あり
　1200MHz可能（オプション：ディスコンという噂）
　DCS非対応

TS-2000SX/VX
　DATA端子あり（13ピンからの変換が必要）
　1200MHz可能

TM-833（ディスコン）
　DATA端子あり
　1200MHz可能
　TSQはオプション

コメント 4

初めまして。突然、失礼いたします。
私も1200MHz帯でTM-833を使ってWIRESノードを運用している者で、DJ-G7を愛用しております。

実は先月、私も1200MHz帯でトーンエンコーダーを使ってDTMFを送出した時に、トーンが途切れる事が分かりました。

144MHz帯はバッチリのようですが、430MHz帯はちょっと良くなかったり？
1200MHz帯は以前の問題が全然改善されていなかったんですね。
全く同じ症状を書かれていたので、思わず書き込みさせて頂きました。

後、私のDJ-G7はマイクゲインが異様に浅いのと、430/1200MHz帯でトーンエンコーダーをオフにしていても、常に100Hzのトーンが入りっぱなしになっていたり…。
それでアルインコさんに修理に送ったままでした。

アルインコさんからお電話を頂きましたが、同様の苦情が結構寄せられていて、対応に追われているそうなんですが…。

ファームウェア対応で改善できるといいですね。
by HiroKitty (2014-07-15 18:30) 

先週、アルインコにメール出しておいたのが返事来ました。電話欲しいとのことなので、明日の昼休みにでもかけてみます。
バンドで差があるのですか。しりませんでした。確か、初期からの問題でしたよね。発売直後からワッチしてました。

by sawada (2014-07-15 18:48) 

sawada様、早速のお返事ありがとうございました。
私のフレンド局でDJ-G7を持っている人が居ないので、大変参考になりました。
はい、私も発売直後の初期ロットで、ファームウェア Ver.5.00ですが、今頃になって気づきました…。

記事に書かれているように「＊」を送信し続けて1秒くらいすると、一度トーンが切れる感じですね。
送出スピードを「40ms」から「500ms」とか、いろいろ試してもダメでした。
by HiroKitty (2014-07-15 23:14) 

大阪のサービスセンターに電話してみました。
トーンとDTMFのミックスバランスの調整でできるかもしれないとのこと。確約できないのが申し訳ないと言っていましたが、対応は概ねよい感じ。

すなわち、DTMF送信するとCTCSSトーンのレベルが下がって、親機のトーンデコーダーが検出できなくなるらしいです。トーン送出が止まるわけではないと。
そして、トーンだけ送出レベルをあげることはできなくて、バランス調整になるといっていました。トーンをあげるとDTMFが下がるそうです。
本当かどうか、パソコンのFFTで測定してみます。

G7はサービスセンターに調整に送ることになりました。

by sawada (2014-07-16 11:09)