IC-DPR3のSP/MICジャックは仕様も特殊 [デジ簡・特小]
IC-DPR3とID-31(ID-51も)のマイクジャックはスリムタイプになって引っ込んでいます。
ここに従来のマイクを繋ぐには変換アダプター(OPC-2144)を使います。
イヤホンだけを繋ごうと思って、プラグのボディが細いモノを見つけて挿してみました。
しかし、IC-DPR3はイヤホンからは音が出ず、本体から音が出ています。
変換コードを繋ぐと、その先に何も繋がなくても本体のSPからは音が出ないようになります。
なにかやってますね。
というわけで、竹串を持ってきました。
竹串の直径は2.5mm。
マイク側の2.5Φジャックに竹串を挿入すると、本体SPからの音が出なくなりました。
よって、このスリムジャックを仕様した機種は、SPとイヤホンの切り替えをマイクジャックでやっていることが判明。どうりでイヤホン側だけ挿してもだめなわけです。
従来の機種ではよくやっていた、マイクはハンドマイクから、音は本体からという事ができません。小型のスピーカーマイクは、スピーカーの音量が小さいので、音は本体からという使い方を良くやっていました。2ピンプラグでも、90度ずらして挿せば片方だけ挿せる機種が多かったのもあります。
これが、マイクジャックにプラグを差すと本体側のSPがOFFになっちゃうからできまません。
取説を読むと、イヤホンを繋ぐときもL型変換OPC-2144を使うように書いてあります。
これだと本体PTTとマイクを使い、音だけイヤホンからという状態になるようです。
※実際には未確認
ちょっと嫌な仕様ですね。
どうしてこういう仕様にしたのかが理解できません。
<追記 2013/4/29>
アマチュアのID-31とデジタル簡易無線のIC-DPR3を使って、さらに検証をしました。
IC-DPR3 デジタル簡易無線
2.5ΦMICプラグだけ挿す
本体SPが切れる
外部マイクとPTTが有効
3.5ΦPHONEプラグだけ挿す
本体SP切れない
イヤホンから音が聞こえない
ID-31 アマチュア機
2.5ΦMICプラグだけ挿す
本体SPが切れない(通常動作)
外部マイクとPTTが有効
3.5ΦPHONEプラグだけ挿す
本体SP切れる(通常動作)
イヤホンから音が聞こえる(通常動作)
共通
OPC-2144(スリム~ノーマル変換)を使ってイヤホンだけ接続
音はイヤホンから聞こえる
本体PTTが有効
MICは本体内蔵MICが有効
まとめ
本体内蔵のマイクを使用しイヤホンだけ使いたいときは、OPC-2144を使うか、
ID-31に限りジャックに入るスリムボディのイヤホンを使うことになります。
IC-DPR3でイヤホンを使いたいときは、OPC-2144が必須です。
ここに従来のマイクを繋ぐには変換アダプター(OPC-2144)を使います。
イヤホンだけを繋ごうと思って、プラグのボディが細いモノを見つけて挿してみました。
しかし、IC-DPR3はイヤホンからは音が出ず、本体から音が出ています。
変換コードを繋ぐと、その先に何も繋がなくても本体のSPからは音が出ないようになります。
なにかやってますね。
というわけで、竹串を持ってきました。
竹串の直径は2.5mm。
マイク側の2.5Φジャックに竹串を挿入すると、本体SPからの音が出なくなりました。
よって、このスリムジャックを仕様した機種は、SPとイヤホンの切り替えをマイクジャックでやっていることが判明。どうりでイヤホン側だけ挿してもだめなわけです。
従来の機種ではよくやっていた、マイクはハンドマイクから、音は本体からという事ができません。小型のスピーカーマイクは、スピーカーの音量が小さいので、音は本体からという使い方を良くやっていました。2ピンプラグでも、90度ずらして挿せば片方だけ挿せる機種が多かったのもあります。
これが、マイクジャックにプラグを差すと本体側のSPがOFFになっちゃうからできまません。
取説を読むと、イヤホンを繋ぐときもL型変換OPC-2144を使うように書いてあります。
これだと本体PTTとマイクを使い、音だけイヤホンからという状態になるようです。
※実際には未確認
ちょっと嫌な仕様ですね。
どうしてこういう仕様にしたのかが理解できません。
<追記 2013/4/29>
アマチュアのID-31とデジタル簡易無線のIC-DPR3を使って、さらに検証をしました。
IC-DPR3 デジタル簡易無線
2.5ΦMICプラグだけ挿す
本体SPが切れる
外部マイクとPTTが有効
3.5ΦPHONEプラグだけ挿す
本体SP切れない
イヤホンから音が聞こえない
ID-31 アマチュア機
2.5ΦMICプラグだけ挿す
本体SPが切れない(通常動作)
外部マイクとPTTが有効
3.5ΦPHONEプラグだけ挿す
本体SP切れる(通常動作)
イヤホンから音が聞こえる(通常動作)
共通
OPC-2144(スリム~ノーマル変換)を使ってイヤホンだけ接続
音はイヤホンから聞こえる
本体PTTが有効
MICは本体内蔵MICが有効
まとめ
本体内蔵のマイクを使用しイヤホンだけ使いたいときは、OPC-2144を使うか、
ID-31に限りジャックに入るスリムボディのイヤホンを使うことになります。
IC-DPR3でイヤホンを使いたいときは、OPC-2144が必須です。
こんばんは。
私の勘違いがあるかも知れませんが,もしご参考になればと書き込みさせて頂きます。
35年くらい前の「ラジオの製作」の記事を思い出しました。
テレビのイヤホンジャックにプラグを差し込んだままにしてもスピーカーから音が出たままとなるようにするため プラグを適度に削る という方法を採用していたかと思います。
ちなみに製作記事はコマーシャル・キラーだったでしょうか。
by Fumi 7k1ptt (2013-03-09 20:39)
勘違いでしょう。
本文記載の通り、イヤホンジャック(3.5Φ)にイヤホンを挿しても、本体の音が出続けてイヤホンからは音が出ません。
マイクジャック(2.5Φ)にマイクを挿すとスピーカーが切れてイヤホンジャックに音声が出るようになります。
また、マイクプラグ(2.5Φ)を削ったとしても無理です。
まず、削ると細すぎて折れるでしょう。
さらに、マイクジャック内のスイッチが切り替わらないと、イヤホンジャックに音が出てきません。
ご理解いただけたでしょうか?
イヤホンジャックは機械的に音声を切り替えていないということです。
現に、イヤホンのみ挿した場合は通信音声は聞こえませんがノイズが聞こえます。スピーカー用とイヤホン用のアンプは別みたいです。
テレビの音声を聞きながら録音するのに、レコーダーからの入力プラグを半挿しにした事はあります。
by sawada (2013-03-09 21:55)
こんばんは。
機械的な切り替えかと思い違いしていました。
失礼しました。
by Fumi 7k1ptt (2013-03-10 22:21)