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互換バッテリー [AV]

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長時間撮影をしたいのでカムコーダー(ビデオカメラ)のバッテリーを買いました。
最近はAmazonで買うのが安くて早くて手軽なので、まずはAmazonで値段調査をしました。
Amazonが直接扱っているものと大手有名専門店がマーケットプレイスで出している純正バッテリーは普通に高いです。しかし、それに混じって大量の互換バッテリーが1/3以下の値段で出ています。

互換バッテリーは痛い目に遭っているのと、大切な撮影をするのに失敗があっては取り返しが付きません。基本的に撮りっぱなしになるので、電池交換のタイミングは非常に重要だからです。

さて、話はAmazonに戻ります。
型番で純正品を検索すると、先に書いたような高いバッテリーに混じって、並行輸入品という表示がついている半額程度のバッテリーがいくつか見つかりました。これは円高の恩恵か!?と思いましたが、レビューを見たり、他のサイトを検索してみると驚くべき事実が分かりました。

パイレーツ

偽物です。
見た目はほとんど区別が付かず、細かいところを良く見ると次の差があるようです。

・本物と比べるとやたらと軽い
・印刷された文字が間違っている
・印刷文字がかすれている
・JANコード(バーコード)が違っている

こんな差があるようですが、ぱっと見では手にとっても判りません。
特に重さは本物と比べないと絶対に判らないです。

軽い物は、中の電池セルがスカスカな粗悪品か、本数が少ない(6本入っているはずなのが4本とか)のが考えられます。また、偽物は保護回路等が省略されている場合も多く安全面で不安があります

これらに引っかかりたくないので、絶対に安全なSony Storeで買いました。一番高いのですが、安心のため。

さて、互換バッテリーには別の問題があります。
純正よりも使用時間が短いとか、サイクル寿命(何回充放電に耐えられるか)が短いというのは割り切れば使えないことはないのですが、電池のセル特性が違う物(例えば、純正はグラファイト系で互換はハードカーボン系)ですと、本体に表示される使用時間が全く当てにならなくなります。ほとんどの製品はバッテリーとの間で通信を行って、現在の残量や予測使用時間を割り出していますので、これが狂うと私のような使い方ではしゃれになりません。おおむね、定格電圧が3.6の倍数の物と3.7の倍数の物があり、動作的にはどちらでも動きますが、放電後半の挙動に違いがあるので、残量が後半になったときに問題が起きます。

レポートを見ると、満充電装着直後は360分(6時間)撮影できるとなっていて、残り200分まではほぼ順調に表示されているが、200分から数字が動かなくなり、しばらく使っていると突然電源が落ちるという症状。これがまさに互換電池の恐怖です。これだと半分程度しか使えないと思って使用するしかないですよね。

互換電池のみならず、純正っぽい偽物にも気をつけようというお話でした。

大切なシーンを撮影するときは特に気をつけましょう。

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ocr

互換とかなら分かりますが,ソニーと称してパチモン売ってるところが amazon 内にもあるんですか.マーケットプレイスですよね?審査ないからなぁ.
by ocr (2012-11-05 09:27) 

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