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デジ簡にHAM用アンテナが使えるのか、技術的な考察 [デジ簡・特小]

広帯域ディスコーンにデジ簡を繋いでワッチしていますが、いまいちSWR特性が良くありません。
ハムバンドでの送信を考慮してあるモデルなので、ハムバンドで性能が良くなるようにチューニングされているようです。351MHzでのリターンロスを測定してみると確かに良くありません。

リターンロス_ホイップ5.jpg
リターンロスは7.5dBですから、VSWRは2.5程度になります。もうちょっと良ければ・・・

なにげに繋いでみた144/430のモービルホイップ。
普段はAPRS用にしている144が1/2λ、430が5/8λの2段という良くある1m位の物。
ノンラジアルなのでアース不要なはずですが、タワーの脇にくっつけたら144のSWRが悪かったです。よって、50cmのラジアルを下げています。

リターンロス_ホイップ1.jpg
これがそのモービルホイップのリターンロス。同軸越しなので櫛形特性が出ていますが、よく見ると144の他に350付近に大きな谷が見えます。これはもしや・・・

リターンロス_ホイップ2.jpg
センターは145MHzで、ここのリターンロスは13dBですからVSWRは1.6程度です。

リターンロス_ホイップ3.jpg
センターは435MHzで、ここでのリターンロスは10.8dBですからVSWRは1.7程度です。

いずれもあまり良くありませんが許容範囲というところかな。
実際にSWR計を繋いで送信してみると、いずれも1.5いかに収まっています。

さて、デジ簡の周波数は・・・

リターンロス_ホイップ4.jpg
センターが351MHzで、ここでのリターンロスは28.7dBですからVSWRは1.1程度です。
櫛形の波のボトムに合致しているのでケーブルの影響が出ていますが、これなら使えます。
リターンロスブリッジではなくSWRを測定してみると、実際に1.2程度をたたき出しました。
実際にちゃんと飛ぶかどうかは怪しいところですが。

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