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線量計の校正 [電子工作一般]

週末にDoseRAE2が来たので、手作りガイガーカウンターを校正しなおしています。
けっこう難しいですね。
というのも、基準線量計は手に入ったのですが、基準線源が身近にないところ。まあ、身近にあったら怖い話ですが、校正するにはなんらかの「元」が必要なわけでして。

ランタンのマントルが弱い放射線を出すので、それを「強線量の試料」として、自然放射線を「低線量の試料」にして、2点校正を行っています。

GM管のデータはばらつきが大きいので、長期観測をして平均化しなくてはなりません。
これがまた時間がかかります。

いろいろとテストしていて、今まで気がつかなかったことに気がつきました。
普通の木造一軒家なのですが、1Fよりも2Fの方が傾向的に線量が低いと言うこと。
ちょうど風雨烈しい金曜~土曜に見たのですが、明らかに1Fの方が高め傾向でした。
床下に瓶が埋まっている事は無いと思いますが、溜りやすい地面からの影響でしょうかね。

校正しているのは2台。どちらも若松Mark2ですが、1つは定点観測、もう1つはGPS付きで持ち出し用です。
まえに作った自作はローカルに貸し出し中。高感度なので探索するには良いのです。これは今月のQEX Japan(別冊CQ)に載りました。


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