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WILLCOM D4のSSD化(32GB) PF18Z32GSSDZIF 速いぞ! [パソコン]

PhotoFastのG-Monster 32GB(PF18Z32GSSDZIF)を入れてみました。
Amazonで16,800円。ヒットラインというお店でした。発送はとても早かったです。


これ、速いですね。 起動もHDDより早くなりました。

でもって、早速ベンチマーク(上から 純正HDD、SSD、CF-SSD)

***** FDBENCH Ver 1.02 (C)2003-2007 ep82kazu *****
Drive C:\
Drive Size 100MB

Disk Read Write RRead RWrite (KByte/s)
8,261 16,060 7,107 4,319 5,558
30,300 55,501 15,238 42,261 8,201
9,170 15,863 2,798 16,465 1,555

Copy 2k 32k 256k 1MB (Kbyte/Sec)
3,597 50 725 3,905 9,709
5,809 10,128 6,138 4,806 2,166
553 2 43 906 1,260


殆どの項目でHDDより早くなってます。しかも桁違い。
Copyの1MB項目が落ちてますが、小さな2Kがかなり健闘しているのには驚きました。

さて、VistaではSSD化するにあたり幾つかチューニングした方がよいことを知りました。
まずはデフラグを自動でやらせないようにする設定。SSDはフラグメントが起きても関係ないです。
コントロールパネルからも出来ますが、Tipsを元にregeditで指定して止めました。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\OptimalLayout
「EnableAutoLayout」という名前のキーを作成して、「DWORD(32ビット)値」を指定して、値を0に設定。 これで自動デフラグは無効になります。


次に、VistaのPreFetchを止めます。これはHDD特有の高速化オプションでSSDでは無意味です。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management\PrefetchParameters
「EnablePrefetcher」の値が3になっているので0に変更。これでPreFetchは無効になる。


最後にドライブの書き込みキャッシュだ。
これもHDDではあるシークタイムが問題にならないSSDでは無効にしてしまう。
ドライブのプロパティを開いて、ポリシータブに書き込みキャッシュの設定がある。このチェックマークを外す。

再起動するとSSDに最適化された状態になる。
ちなみにTMPディレクトリやページファイルも別ドライブに持って行った方がSSDの最大の問題である「書き込み可能回数」の問題を回避できる。しかしD4にはドライブは1つしかないうえにDRAMが1GBしか積んでいないのでここは弄ることが出来ない。TEMPディレクトリはMicroSDに指定してやる方法もあるが、私はMicroSDをホームディレクトリ(データ置き場)にしているので、これが壊れるのは本末転倒だ。

気になるバッテリーライフは・・・
標準バッテリーをフル充電して計測中。
よく使う状態(バランス、バックライトON、残量5%で休止、WiFi電源ON、ダイヤルアップ状態)で実測している。
1時間後くらいには報告できるだろう。ここに追記する予定。

バッテリーライフが伸びればSSD化は大成功だ。
しいて言えば、ファンの音がなんとかなれば最高なのだが・・・


HD→SSDの実作業を改めてまとめておく。

(1) USBにDVDドライブとUSB-HDDドライブを接続
    USBホストケーブルにUSBハブを繋いで、DVDとHDDを繋ぐ。

(2) Acronis True Image 11 HOMEでバックアップ
    買ってきたままだと内蔵HDDを認識しないので、アップデータをダウンロードしてきて
    Bootディスクを作成する。これで起動して、内蔵HDDの全パーティションをUSB-HDDに
    バックアップする。

(3) HDDをSSDに入れ替え
    使用したSSDは端子面がHDDと裏表逆。具体的には、SSDを裏返し(コネクタが上面)
    にしてフレキケーブルを繋ぐ。SSDのコネクタはコネクタを上面手前にして、右がピン。

(4) Acronis True Image 11 HOMEでリストア
    バックアップの時と同様にCD起動してMBRとCドライブをリストアする。

(5) 再起動後、OSがSSDを認識するので、もう1回再起動する

(6) SSDに合わせたチューニングをする

(7) 再起動して完了

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コメント 4

D4初心者

SSD化おめでとうございます!
楽しく拝見させていただいております。
自分もSSDへの換装を考えているのですが、
SSDの選択に悩んでいます。
64GBだとSamsungか、このPhotofastかの選択になりますが
Samsungは高いし、PhotofastはMLCですので、プチフリが気になります。
換装後の使用感はいかがでしょうか?プチフリは気にならないですか?
今後もD4に関するブログを楽しみにしています。
by D4初心者 (2009-04-11 22:14) 

sawada

「プチフリ」、つまり一瞬固まってすぐに復帰する感じでしょうか?
今のところ、HDDとの使用感の差は感じられません。
私もそのプチフリが心配だったのですが、使用したSSDではそのような挙動は感じていません。
SSDにあわせた設定の最適化が効いているのかもしれません。
それと、このエントリでは書かなかったのですが、ページファイルの容量は1536MB固定(最小も最大も1536)にしています。

高速性をとことん求めるのであればサムスンみたいですが、確かにSLCは高いです。
MLCでも十分早いのは実感しています。
グリーンハウスのSSDだけは悪いレポートしか効かないので避けたほうが良いと思います。安さにつられて危なく買うところでした。

さて、バッテリーライフですが、あれから何度か測定を行いました。
残念ながら標準バッテリーでの劇的な改善(超寿命化)は見れませんでした。
もしかしたら5分ほど伸びたかもしれないという程度です。

OSの起動、ソフトの起動、いずれも体感できるほど高速化しています。
この点では値段の割に効果が大きかったので満足しています。

by sawada (2009-04-11 22:46) 

D4初心者

ご回答ありがとうございます!
ここのところ、下落を続けていたssdの価格が高騰し出したこともあり、
やはり自分もphotofastのssdに換装しようかと思っております。
大変参考になりました。どうもありがとうございました。
by D4初心者 (2009-04-22 23:41) 

ttk

そもそも1.8inchディスクはHDDといっても消費電力が小さいので(皿もヘッドユニットも小さいのでモータのトルクが小さい)劇的に変わることはないでしょうなぁ。
by ttk (2009-05-11 01:34) 

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