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偽モノのコンパクトフラッシュ [デジカメ]

デジイチを使い出してから、記録メディアはCFになりました。
ここのところ大容量CFの値下がりが激しく、物によっては4GBで1万円台で出ているようです。
#私は少し前にGREEN HOUSEの1GB 133倍速を買いました。9000円弱だったかな。
#その後1ヶ月位してから急速に値段が下がりだしたようです。が、実はそれには裏があったみたいで。

ニセモノが出回り始めました。
とっても有名で定番中の定番なSanDisk(サンディスク)のUltraII(ウルトラ2)のニセモノが、ヤフオクで出品されていた模様。PCに繋いだ高速カードリーダーで読み書きしてみると、速度が遅いそうです。おかしいと思った人が居て、メーカーに問い合わせたらニセモノ判定されたとか。
製造番号やラベル印刷に差があるようですが、ぱっと見わからないようです。

これが本物の写真。サンディスクのWebページから引用しました。
(画像をクリックすると、メーカーのオリジナル画像データが表示されます)

こちらがニセモノ。オークションで見つけました。(2006/5/25追加)

この2つを見比べると、2つの違いに気が付くでしょう。
・4の形
・金属板の上の2角が丸か角か

メーカーの製品写真のページが見つかったので貼っておきます。
UltraII
 http://www.sandisk.com/Corporate/Default.aspx?CatID=1146
ExtremeIII
 http://www.sandisk.com/Corporate/Default.aspx?CatID=1141
ただし、4GB品はFAT16/32切り替えスイッチが有るバージョンと無いバージョンがあるそうです。

4GB品ですと、数字の「4」あたりがぜんぜん違う形らしい。
1GB品では、1.0GBと書いてある字の間隔が違うみたい。
他にも製品の横面に印字してあるはずの製品コードと製造番号が無かったり、製品コードが廉価版の方コードだったりとか。オークションで海外発送しているタイプは要注意です。

Windowsパソコンでも確認できます。(USB接続アダプタでは確認できません)
PCカードアダプタにCFを取り付け、ノートPC等のカードスロットにセットします。
この状態でデバイスマネージャを開いてディスクドライブの項目を展開します。
正規品だと「SANDISK」とメーカー名で表示されますが、ニセモノは「HYPERSTONE」と出るそうです。
「HYPERSTONE」はコントローラーチップのメーカーで、通常はチップメーカー名がそのまま出るようには
作りません。同じチップを使っていたとしても、たとえばSanDiskでしたら「SANDISK」と表示するように
コントローラーチップに情報を与える作りにしています。手抜きで作るとチップメーカー名が出ます。

安さに驚いて、ニセモノを掴まされないように。


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コメント 5

みはる☆

ほぉ~、ひとつオベンキョになりました・・・
ヤフオクに代表されるようなオークションは自己責任だからね。
速度が遅いんじゃたまったもんじゃないわ(痛)
by みはる☆ (2006-05-23 21:19) 

sawada

ちょっと内容を更新しました。

速度が遅くても使えればマシですよ。気がつかない人もたくさん居ますから。
さらに調べてみると、MagicGate(著作権管理)対応のMemoryStickが、実際はMagicGateに対応していない模造品だったとか。これは使えません。PSPで動画を入れようとしたら跳ねられたみたいです。

とあるYahoo!IDの出品に関しては、評価を見るとはっきりとクロと判ります。
by sawada (2006-05-23 21:48) 

sawada

ニセモノの見分け方(追記)

UltraIIだけでなく、ExtremeIIIにもニセモノが出回っているようです。

(1)目視で見分ける方法
・ラベルの印刷が鮮明でない
・容量をあらわしている文字(1.0GBとか4.0GBとか)のピッチが広い
・ラベル下の金属板の角。純正は4角とも丸いが、ニセモノは2箇所四角い
・製品の側面にシリアル番号が捺印されていない
・製品番号が間違っている(1GBは1024、4GBは4096、UltraIIはSDCFH、ExtremeIIIはSDCFX)
・正規品の写真はメーカーサイトの写真をみる。(本文にURL貼ってあります)

(2)WindowsPCにつないで、ディスクのプロパティで確認する方法
・PCカードアダプタを使用してノートPCにセットする。(USBは駄目)
・デバマネ→ディスクドライブを開く
・正規品なら「SANDISK」という文字列が見つかる。
・偽者だとコントローラーチップのメーカー名そのものだったり、トランセンドの製品コードが表示される。つまり、「SANDISK」以外の表示。

(3)高速カードリーダーでベンチマークを取ってみる
・アイオーデータの「速」シリーズか、飛鳥のCardBUSアダプタを使う。
・HFBENCHを使って測定する。
・正規品はREADとWRITEに大きな差が無い、良好な結果なはず。
・偽者はREADが遅いだけでなく、WRITEが極端に遅い。
by sawada (2006-05-25 16:01) 

muwmuw

ほへ〜。
こんな物も偽物が出てくる様になったんだねぇ。
コレなら、ノンブランド品で普通に売れると思うんだけどなぁ。
わざわざニセラベル作ってでも、オークションで売った方が儲けがあるのか???
日本人の感覚だと人件費の方が高そうなんだけどねぇ。

デジカメはもともとそんな大量に写真撮らないし、
撮った後はパソコンに落としてメモリー空にしてしまうから
そんなに必要じゃないけど、シロウトはお店で買うのが安心ってコトかな。
by muwmuw (2006-05-26 00:16) 

sawada

SanDiskはコンパクトフラッシュの開発元。
全てのデジカメメーカーはこのメディアで試験しているため、信頼性はピカイチなんですね。実際、読み書き速度も安定していますし。
そうするとサードパーティー製品は安くしたりしないと売れない。
そこに目をつけた連中が人の褌履いてニセモノを作るわけです。
写真を見る限り、ヤフオクはニセモノだらけでした。いまだ知らずに入札している人、良い取引評価をつけている人が絶えません。まあ、きっちり測定しなきゃ気が付かないですから。それなりの(1ランク下の)速度は出ているようなので。

私? グリーンハウスっていうメーカーのを使ってます。
今ならSanDiskの正規品が買える値段でしたけど。
by sawada (2006-05-26 18:17) 

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